40才からの・・・

    BIKE LIFE!

私は、昭和38年生まれです。

18年振りに一念発起し、ヘロヘロで免許を取得 ( 雌伏・野望編 ご参照 ) しました。

一時はどうなることかと思いましたが、ギリギリ、お稽古ごとを受け付ける体だった様です。

バイク、取り敢えず買いました。この際だからと、頭の天辺から爪先までアイテムも揃えました。

さあ、いよいよ本番です。もう、後戻りは出来ません。

でも私、” 本番 ” には弱いんです!( ; _ ; )

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まずは、お詫び

※ これをご覧になって、万が一にも影響を受けてしまわれた方のご家族に申し上げます。ゴメンナサイ <(_ _)>       

  止めても無駄です。不良少年とおんなじですから、止めたって隠れてヤルんです。懐に余裕のある殿方は免許取得後にマシンは

  購入せず、レンタル・バイク/ガレ−ジという方法で乗り切る人も居ます。ですから、ご主人またはお父上に不穏な気配を感じ

  取ったら、諦めて生命保険の証書を確認して下さい。そして、より高額なプランへの変更をお勧め致します。これが、唯一の

  対抗手段であります。

- coji -

雌伏・野望編 1〜18】/【地獄編】へ


【黄金編】

〈その19〉 来ちゃった! ” アイテム一式 ” ( '04. 1. 7 )

 

 ショ−・ウインドゥにねぶり付く子供の如く、見てましたよカタログを。

マシンに跨る自分を想像し、[ やっぱ、革だろ〜・・・ ] とか [ グロ−ブは・・・こっちだよな? ] とかとか。

そうしちゃぁ電卓を叩き、時に俯き、そして天を仰いではニヤニヤしていたのです。ハイ、アホです。

隠れて何でもやっちまうので、子供より始末が悪いです、ハイ。

 問題は、サイズでした。アチラの人の規格なので、私なんぞの体格では女性か子供用です。

ショップでサイズ合わせをしたのですが、ジャケット/パンツ共に下から二番目。アチラで言うところの、

男性と女性の中間、って感じでしょうか。・・・つまり、” カマオ用 ” っちゅう事ですかいな?

え? 合計金額? そんなもの・・・怖くて言えませんよ。アイテムの受け取り予定は、1月7日です。

 連れ合いは、とっくに呆れています。[ この男には、何を言っても無駄だろう ] と、諦めています。

もっとも、誓いはたてました。

一.家計を圧迫しない事!

一.保険の増額!

とは言うものの、マンザラでもなさそうです。私が見ていたカタログをブン取ると、別室で眺めているのでした。

不気味です。何を考えているのでしょう? そう言えば最初に思い立った時、話の途中で言ってました。

『 アタシも乗せてくれんだろ? 』

『 へ? ・・・ってお前、同時に二人でどうにかなっちまったら、誰がセンセにご飯やるんだよ? 』

 

 

 で、これがそうです。

” 特攻隊 ” じゃありませんよ?

” スェ−ド ” 調のス−ツなんです。裾は、

ブ−ツの上に被せるタイプ。パンツとは、

ファスナ−で合体出来ます。完全防水です。

プロテクタ−、バリバリです。

 ヘルメットは、標準カラ−に白い

” カッティング・シ−ト ” を貼ったものです。

ショップでは出来ないので、外注に出すんだそうです。

ヘルメットはサ−ビスなので、やっちゃいました!

 ジャケット/パンツ/グロ−ブ/ブ−ツで、締めて \ 266,490 。

もう、怖いものはありません。こう見えても私、” ロ−ン・レンジャ−の中隊長 ” ですから! 面倒なんで、店ごと

買おうと思いましたよ・・・。

隊規は一つ。” 家族の同意を得ないロ−ン! ” これです。

 

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,083,030 (交通費及び燃料代は除く)


〈その20〉 恐怖! ” 納車物語 ” ( '04. 1.10 )

 

 不思議なもので、やっとこさ憧れのバイクを手中に出来るというのに、まだ腹が据わってません。

教習車とは大分勝手が違いますし、何よりショップの前がいきなり八王子バイパスです。

流れの間隙を衝いて、無事に発進出来るのでしょうか? 営業氏に訊くと・・・

『 よくですね、道に出るトコの一時停止で、コケるお客さんがいらっしゃいますね! 』

[ (^_^;) ゴキュッ! ]

『 継ぎ目が一段低くなってるじゃないですか、そこで足が空回りして、” ゴテッ ” っと・・・ 』

ここで、酸素吸入です。

 当初ショップへは、↓のギンギンのコスチュ−ムでメットを小脇に抱え、電車で行こうと思ってました。

それを連れ合いに話すと・・・

『 アタシが乗せてってやろうか? 』 ですと! 怖いですね、オトロしいですね?

一体、どんな隠し球が飛び出すんでしょうね? ま、何はともあれ、めでたし めでたしですな。

 予定より少し早くショップへ到着。マシンは、納車整備の最終段階に入っていました。

『 買い物行くんだろ? もう、行っていいぜ 』 と、一応は言っときました。すっかりシカトの連れは、

保険 ( 車両含む ) の加入手続きや取り扱いの説明の間、店内を散策するつもりの様です。Ducati を

遠巻きに眺めたりハ−レ−に跨ったりして、完全に調子に乗っています。

『 あのさ・・・帰ぇっていいんだぜ! 』 間隙を衝いて、応戦します。

『 いいの いいの、今、ツ−リング情報見てるから 』

『 クッ・・・ 』 (-_-;)

ようやく、魂胆が見えました。奴ぁ、その内たかる気です。

 しかし調整に手間取り、メカが試運転に出発したのは それから30分後。さすがにシビレをきらした連れは、

買い物へと旅だって行ったのです。

『 じゃ〜な〜っ・・・帰って来るなよ〜〜〜っ 』 (^_^)/~

私はというと、整備を待つ間、展示車輌をお借りしてスタンド掛けや引き回しの練習をさせて貰いました。

なんせ満タン重量が 290kg 程あるので、ヒジョ〜に心配です。心配ったって、自分のマシンですから

何とかするしかないのですが、自信は全然ありません。ハ−レ−等のクル−ザ−・タイプを別にすれば、

恐らく最も重量がある市販車ではないでしょうか。体重を乗せれば、意外やセンタ−・スタンドは軽い事。

引き回しは、無理して中立を保とうとせずに、割り切って自分の側に倒す事等を伝授されました。

そう、一つバランスを崩せば、即、” 引きゴケ ” に繋がるのです。

そうこうしている内に、整備・試運転完了!

そうそう保険は、諸条件はフル・カバ−で、車両に 200万 掛けました。月割で、初回に2回分

\ 23,680 を支払いました。

 

 ピッカ ピカのマシンに跨り、営業氏よりコックピット・ドリルを受けます。

ウインカ−は、左・右にそれぞれあるタイプ。リリ−スは、右側です。ライト、ホ−ン、これはオッケ−!

前・後インテグラルのABSなので、急制動は何とかなるでしょう。グリップ・ヒ−タ−、ON !

 道路が普通に流れていればかなり怖いんですが、幸いにもチョット手前に ” 押しボタン式の横断歩道 ”

があるんです。営業氏の・・・

『 じゃあ、押しますからね〜〜っ 』 に、大きく頷く私。

流れの停止を確認して、ヘロヘロ〜〜っとスタ−ト。挨拶も忘れ、ついにライダ−生活の口火を切ったのです。

大通りは避け、田舎道を行くつもりです。最初の交差点は、右折が二車線ある大きなもの。しかも曲がった先が

渋滞しているので、曲がり掛けのクルマが交差点の中程に止まっています。

[ うぅ・・・イヤだ! ] いきなりの、超低速・スリ抜けです。何とかその先を左折し、田舎道へと・・・

[ な、なんで混んでるのよ・・・ ] 後で分かった事ですが、途中3ヶ所で工事やってました。スタ−ト・ストップを

繰り返す、一寸刻みが延々と続きます。ですが段々と流れて行き、様子が見えて来ました。先頭の車両から順に、

反対車線に出て何かを追い越して行きます。悪魔が居ました。歩みよりもノロイ、爺さんが運転するトラクタ−

です。

[ 走るなよ、アンタ・・・ ] (T_T)

又気が付くと、すぐ後ろを軽のヤン・ママが走っています。珍しいのか、ガキが窓にカブリ付きで私を見ています。

[ 寄るなっ! 見せ物じゃねぇ!! あっち行けっ!!! ]

そして私を嘲る様に、笑いながらブチ抜いて行くのです。ムカつきます。でも今日は、私は ” 羊 ” なんです。

見ればシ−ルドの内側に、水滴が落ちてるではありませんか。そう、これらの台詞を私は、実際に口走って

いたのです。

どこへも寄る元気は無く、自宅ガレ−ジへ直行です。

 

 マシンのスペック等ご覧になりたくないでしょうし、

私もツラツラ書く気は御座いません。興味のある

方は、メ−カ−のサイトへどうぞ。

シャフト・ドライブ、ABS付きのツアラ−です。

 ガレ−ジの出口には段差があるので、出庫する

時の取り回しが心配でした。ですが、完全防備で

気合い入ってます。ヒイヒイ言いながらも、何とか

なっています。初回点検は1000kmですが、未だ

100km未満です。

次回は、チョイ乗りのご報告でも出来ればと思っております。

 

人は私を、” 100km 無転倒の男 ” と呼ぶ!

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,106,710 (交通費及び燃料代は除く)


〈その21〉 爽快!ショ−ト・ツ−リング ” 碧い瞳のジェニファ− ” ( '04. 1.25 )

 

 その後、地道なライディングをこなして居ります。

天気さえ許せば、必ず出掛けます。がしかし、季節柄北の方には行けず、当てのないヘナチョコ走りに

終始しているのです。北の方には、いいポイントがあるんですけどねぇ・・・。

 そうそう、昨日は、初めて高速を走りました。困ったのが、チケットを仕舞う場所。あのコスチュ−ム

ですから、綺麗に入るのは内ポケットしかありません。ツ−リング・ケ−スやタンク・バッグの類は

持ち合わせていないので、正直、困りました。発券機の前でモタ付くのも嫌ですし、片手で走る訳にも

いきません。考えました。あのメットは、チンの部分がガバッと上へ持ち上がります。そこで、取り敢えず

チケットを口に銜え、邪魔にならない様端に寄り、落ち着いてポケットへと仕舞うのです・・・。

何だそんなこと、な〜んて言うなかれ。この小さな作業の中に、転倒という悪魔が潜んでいるのです。

タンク・バッグ、買いましょう・・・。

 高速走行を終え、友人宅へ見せびらかしに行きました。

ひとしきり談笑の後、暗くなって来たのを期に、帰り支度を始めたのです。ブ−ツを履く段になって、

必要以上にペ−ス・アップをした、昨日のトレ−ニングの余韻が顔を出したのです。

頭から突っ込んだマシンを後方へ押している時、痛む左手の上腕部から力が抜けました。フロント

からバランスを崩したマシンは、私の方へ倒れて来ます。予め反対側にスタンバって居てくれた友人は・・・

[ グッ・・・ハッ! ] と喘ぐ私を向こうに、呆然としています。

耐えましたよ、私。痛む上腕にムチ打ち、歯を食いしばって持ち直しました。繰り返しますが、こう言う

詰まらないシチュエ−ションに、魔物は潜んでいるのです!

 

 空の様子を睨みながら雑誌などを読んでいると、ゴ−ルド・メンバ−から電話。

ウジウジしている私を哀れみ、ショ−ト・ツ−リングへと誘ってくれました。目的地は、お約束の ” 奥多摩 ”

方面です。大通りまでは、私が先導。そこから先は、ゴ−ルド・メンバ−がペ−スメイキングです。

 途中、休憩を挟みながら、快調に飛ばします。飛ばすと言っても他のクルマもいますし、場所によっては

うっすらと白い部分もあります。何より基本的に二人とも安全運転なので、間隙を衝いての ” 刹那走り ” です。

見通しの良いストレ−トでは、慣らしのリミット一杯の4000rpmまで回しました。これでこそ、バイクですね。

しかし、ああいうシチュエ−ションで如何にセ−ブするかが、ナイス・ミドル ( 古っ!) の重要な条件なのでしょう。

コ−ナ−の、しかもド真ん中にあるマンホ−ルには、辟易です。ありゃ、” 人殺しのトラップ ” です。

 これから本調子という所で、空から白いものがチラホラ舞って来ました。大事をとり、帰宅の途に就く事にします。

途中、” 初めての給油 ” も、無事に終了しました・・・。それだけです・・・。普通ですね? そんなん。

 会社の駐車場で一服しようとなり、市街地を走って居りました。片側二車線の道路で、信号の度に隣に地味な

ワン・ボックスが並びます。視界の端に見えるのは、” 茶色のヘア− ”。助手席側の人物が、しきりにこちらに関心

をはらっているのが分かります。大体、聞こえてきそうな声は想像がつくので、シカトしていました。私のやや後方

に陣取っていたゴ−ルド・メンバ−が、隣に来て言います。

『 横、見てみ? 何か、かまって欲しいみたいよ・・・ 』

ソロリと首を向けると・・・

 あんら、可愛い!

恐らく、近くの ” 横田ベ−ス関係者 ” のクルマなのでしょう。カメラを持っていた訳

ではないので、手持ちの素材から引っ張って来ました。こんな感じのギャルです。

ナイス・ミドル ( だから古っ!) の腕の見せ所です。1キロ程のストレ−トに信号が

三つ・四つあるのですが、停まる度、右手で ” じゃ〜〜にぃ ” と遊んであげました。

んもう、カブリ付きで手を振っています。いやいや、私のファンに、年齢の壁は無い

のですね?

 

 こちらが左折する別れ際、黄色いハンカチを手に持ったジェニファ−が、窓から身を乗り出して叫んでいました。

[ 大きくなったらぁ・・・オヨメさんにしてぇぇぇ!・・・してぇぇ・・・してぇ ]

と言ったかどうかは、スタンドのニイちゃんのみぞ知るですが・・・。

 

 一服しながら、ゴ−ルド・メンバ−が言いました。

『 後ろからアンタ見てて、” 何か ” に似ているなぁって思ってたんよ・・・ 』

『 ほう! そのココロは? 』

『 いや、メットの色と形なんだけどさ、今ハタと思いついたわ!』

『 ”ハラ・タイラ ” さん、ドンッ!』

『 ”ドラヱモン”!!』

[ コ・ロ・ス・・・ ]

[ ギャア〜〜ハッハッハッ (^O^) ]

『 き、キツイけど、可笑しいっス! 』

『 あの娘もさ・・・ハア ハア・・それで見てたのかもよ? ♪ あったまテッカ テ〜カ・・・ 』

『 乗ってる感じが? じゃ、今度から ” 白いグロ−ブ ” でもしますかね? 』

そんなこんなで日が暮れて、ゴ−ルド・メンバ−は帰って行きました。

 

人は私を、” 200km 無転倒の男 ” と呼ぶ!

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,106,710 (交通費及び燃料代は除く)


〈その22〉 命運尽きる ” 黄昏れて転倒! ” ( '04. 2. 1 )

 

 

え〜〜〜 (-_-;) ・・・

” 文学の散歩道 ” ではありません。

碓氷峠は ” 悪魔の#38コ−ナ− ” です。 

 1月の最終、31日の土曜日は、大人しく近場を徘徊して

いたのです。川越・奥多摩をグルっと回り、それでも120km

程を走りました。街道沿いのコンビニで缶コ−ヒ−なんぞを

飲みながら、それは充実したバイク・ライフを楽しんでいたので御座います。

 明けて2月1日の日曜日。

何故かイマイチ漠然と、テレビを眺めながら昼が過ぎました。思い立ってPCの電源を入れ、気になる事を

チェックしたのです。” 降雪・積雪無し ”、” 路面状態、DRY ”。

『 よしっ、行くか・・・碓氷峠! 』

この計画性の無さが、間違いの始まりでした。

 碓氷峠と言えば、地元です。若き日はここで腕を磨き、” 末はF1レ−サ−かGPライダ−か!” と、皆に

もて囃されたモンでしたよ、ハイ。しかし地元であるが故に、こんな季節に訪れる事はありませんでしたね。

『 寒ィのに、山なんか行ってられっかよ! 』 等と宣い、面は都へとばかり向いていたのでした。

 高速に乗るので一瞬考えましたが、何とかなるだろうと出発です。いつものス−ツに下はアンダ−を

穿き、上もいつもと同じ長袖のシャツを着込みました。マシンの空力とス−ツが良いので、寒さは殆ど感じ

ません。慣らしのリミット 4000rpm で、125km/h くらいでしょうか。適度な流れの関越道下りを、一路、

前橋 IC へと向かいました。とにかく天気が良く、安中の市街地では信号待ちで、軽く汗ばむくらいでした。

グリップ・ヒ−タ−も、 OFFにした程です。

 松井田に入り、ふもとの GS で給油です。給油中は無言だった GS のオジさん、お金払う為にモタ付く私に

『 こういうスッキリした BM もあるんだねぇ? 』 等と語りかけます。アッチに居た兄ちゃんも寄って来て、

[ ハァ〜ッ ] とか [ ホォ〜っ ] なんて言いながら、私の蘊蓄に耳を傾けるのでした。

『 で・・・これから走りに行くんですか? 』

『 ええ・・・峠が、私を呼んでいるんですよ・・・ 』

『 え? 旧道っ? 』

『 ハッハッハッ・・・ご主人、私の辞書で ” 峠 ” って引くとね? ” 碓氷峠の旧道 ”って出てるんですよ!』

『 (-_-) ・・・ 』

『 あのォォ・・・何か? 』

『 いやぁぁ・・・整備してないから・・・気を付けないと・・・ 』

[ ゴキュッ! (-_-;) ・・・ ]

『 ハ・・・ハハ、じ、じゃあ、レコ−ドでも書き換えてきますかぁ! 』

おおよそこの 2 時間後、まさかレッカ−に担がれこの前を通るとは・・・。好事魔多しと言うか、自業自得っつう声

が多いですけど、ついに ” パンドラのゲ−ト ” を潜ってしまったのでした。

 まるで人気の無いワインディングを、おっかなビックリ飛ばします。マシンのデカさとパワ−にビビリまくり、

” 走り ” なんて言うレベルではありませんでしたね。その内、コ−ナ−ごとに軽くマシンの尻が流れ始めました。

注意して見ると、轍以外の部分に砂と言うか、小石が溜まっています。無邪気な私は・・・

『 ナンジャ? こりは? 』 等と訝るだけでした。そして運命の ” #38 コ−ナ− ”。

” ズリッ! ” と重力に逆らったのと、” ゴツッ!”っとメットで道路にヘッドバットをかましたのが、ほぼ同時でした。

 [ 自分は転倒したんだ ] というのと、[ いけね、道の真ん中だよ! ] と気づくのに、長い様で時間にして

数秒でしたでしょうか。最初に口から出た言葉は・・・

『 あぁぁ〜〜っ、最っ低だよ!な〜にやってんだか、もぉぉ〜〜っ 』 でした。(; _ ;)

我に返った私は、[ フンッ! ]っとマシンを起こします。一発です。直前に給油しているので、カタログ記載の

最大重量です。297kg くらいあったハズです。次いで押そうとするのですが、ビクともしません。更に力を入れると、

タイヤは回らないまま、マシンが [ ズズッ ] っと動きます。そう、ギヤが入ったままなのです。

冷静にも ” キル・スイッチ ” を切ってあったのですが、再び ON にしギヤを抜こうと レバ−を見ると、な、な何と!

ギヤ・レバ−が ” アサッテの方向 ” に曲がっているではありませんか!

『 あ、クラッチ握りゃいいんじゃん・・・ 』 ハイ、その通り![ ウンセッ ウンセッ! ] と、押しましたよ。

↑の、左側の写真が転倒箇所です。カメラ位置が上側で、見下ろす様に撮りました。遠くに、標識が見えますかね?

あそこからここまで、押したのですよ!火事場のバカ力です、ハイ・・・。

 マシンを見直す勇気も無く、暫し呆然です。それでも、一応、体を確認しました。上半身の左側はジ〜〜ンとして

いますが、足、腰、オッケ−です。誇らしげに鎮座ましますお寶も、当然ながら無事でした。純正のウエア一式を

身に着けていましたが、さすがです。外傷の類は、一切ありません。その分、ウエアは傷つきましたけどね。

 その瞬間、クルマの往来が無いのもラッキ−でした。不思議です。↑のカメラ位置まで移動した後は、

引きも切らなかったですよ。上りや下りが、3 分と途切れる事は無かったです。通り過ぎるクルマからは、私及び

マシンの左側は見えません。いかにも ” ナチュラル派 ” を気取った私は、木々等眺めながら必死に取り繕っていた

のです。煙草も二・三服しました。ここに至ってようやく心の準備が出来た私は、まずはディ−ラ−へ連絡する事に

しました。

『 もしも〜し、coji ですぅ・・・ 』

[ あ、お世話になります! その後、いかがですか ]

『 あのぉ・・・今、碓氷峠に居ましてですね? 』

[ おぉ〜、ハイ・・・ ]

『 やっちゃいました!』

[ はっ? ]

『 こ〜ろ〜び〜まぁ〜しぃ〜たぁ・・・寒いよ、恥ずかしいよ、悔し〜よぉ〜 (; _ ;) 』

[ ハイハイ、泣かないの! じゃあ、一番いい方法を検討しますからね。折り返し連絡します! ]

『 独りにしちゃ、ヤ〜ダ ヤ〜ダ ヤ〜ダぁ〜〜!(T_T) 』

[ ブツッ!・・・プ〜...プ〜...プ〜 ]

結局、保険屋さん経由でレッカ−を手配して貰い、最寄りの正規ディラ−である高崎の ” (株)ヤナセオ−ト ”

さんに身を委ねる事になりました。

 

 レスキュ−のお兄さん、凹む私を必死で励ましてくれました。

松井田から高崎までは結構ありますし、渋滞する時間帯です。手間を詫びる私に・・・

『 いえいえ、これが仕事っすから。中には、[ 東京まで搬送してくれ ]ってお客さんもいらっしゃいますから。

これくらい全っ然、、普通っすよ! 』 ナイス・ガイです。

 行きに大見得を切ったスタンドの前を通ります。私はさながら、” 首を持って摘み出される猫 ” 状態で

息を殺します。幸いにも従業員の皆さん、お仕事中です。

[ お仕事、頑張って! 振り向いちゃダメよ? ]

陽は大きく傾き、山の端に沈むのでした。

 一時間半ほどで、(株)ヤナセ・オ−トさんに到着。

一見のアホの為に、親身になってマシンを診てくれました。まるで、顧客の様に接してくれます。

『 灯火類、駆動系、オイル漏は、オッケ−ですね。チェンジ・レバ−ですけど、今、炙って曲げ直して

みますからね。もし逝っちゃったら、ゴメンなさいですけど・・・上手くいけば、自走で帰れますよ。

お体は・・・ 』

『 ほぼ・・・無傷です 』

『 の、様ですな? 』

それから小一時間、社長 ( 多分・・・ ) とメカの方二人掛かりで格闘してくれました。

 三度目の炙りで、社長、渾身の曲げ!

[ ググゥ〜〜〜〜〜ッ・・・ ]

『 はあぁぁ〜〜〜、これでどうでしょう? 足、入りますかね・・・ 』

『 感慨無量です・・・ 』

 結構な手間が掛かったのに、請求額は \1,500 。(T_T)

社長は親切だし、近隣でBMWを購入検討している方、(株)ヤナセオ−トさんなら間違いありません。

レッカ−も保険会社へ請求するという事で、実費負担はありませんでした。

お世話になった皆さん、有り難う御座いましたぁ〜っ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 分かりますかね・・・。

一番、損傷が激しいエンジン・カバ−部 ( 上・左 )。

下のアルミカバ−も、削れています。

 ウインカ−部 ( 上・右 )。つまり、マシン左側の

出っ張っている部分が擦れました。殆どがカウリング

ですけど、クラッチ・レバ−、ステップ・ガ−ド等も

やっちゃいました。チェンジ・レバ−は、根本の奥の方

から曲がってます。

 

 

 これ ( 下 ) は、メルメット。シ−ルドと跳ね上げ支点部、及び側頭部に傷があります・・・。

[ なぁ〜んだ、カウリングだけじゃん! ] と言うなかれ。このマシンのカウリングは、側面からタンク全面へと及んで

います。このカウリングと傷付いた部品全てを交換するとなれば、ウカウカすると工賃込みで7桁・・・、な〜んて声も

聞こえて来そうです。保険屋さん、ゴメンなさい。<(_ _)>

 Shinku が言ってました。修理が上がったら、コケラ落としに同じコ−ナ−へ突っ込め、と。

私はオトナなのでそんな事はしませんが、せめて、隅々まで洗ってやりましょう。そう、マシンには何の罪も無い

のですから。

 

 え〜っ・・・500km を以て、” 無転倒の男 ” の名は返上致します! これからは、” 峠の KING ” とでも

名乗りましょうか。次回は、マシン、ドック入りの顛末でも。

では、又のご報告を。

See you (T_T)

ここまでの出費合計¥1,108,210 (交通費及び燃料代は除く)


〈その23〉 ” GM (ゴォ−ルド・メンバァ〜) ” 現る! ( '04. 2.28 )

 

 実は7日の土曜にマシン入院させたのですが、それ自体にドラマ性はなく、憚れるので更新は

しませんでした。

 打撲痛がイマイチ回復しない私は、Shinku に S・O・S です。午前 9 時、泣く子も更に泣く爆音と共に

Shinku 登場。奴のマシンを自宅のガレ−ジに入れ、私はクルマで併走し出発。 途中、横田基地脇の

適度に流れる R16 を通るのですが、Shinku 、道幅をいっぱいに使ってスラロ−ムをやっています・・・。

私よりキャリアはあるので心配していませんが、世間の目が気になります。そして停まる度、首を傾げては

腕組みをしています。挙げ句の果てにはシ−ト下に手を伸ばし、減衰力調整用のダイヤルをグルン グルン

回すのでした・・・。人間のやる事は大体分かるのですが、奴に対してはお手上げです。奴は、人間じゃ

ありませんモン。後で訊いたところでは、タイヤのサイドウォ−ルにある ” ヒゲ ” を削る為にスラロ−ムをし、

スプリング調整のセオリ−に則り、レ−トを最弱にすべくダイヤルを回していたんだとか。

『 あ、あのさ・・・店まで乗ってってくれるだけでイイんだけど・・・ 』

[ ヒトの物はイジるでしょ。イジり倒すでしょ! アヒャ ヒャ ヒャ ヒャ・・・ ]

(=_=)

 マシンは、整備ラボへ直行。

待ちかまえたメカ担当氏、舐める様にチェックします。

『 いやァ・・・天気良かったじゃないっすか? で、つい・・・ 』

Shinku :「 アホですわ、アホっ! アヒャ ヒャ ヒャ ヒャ 」

メカ氏 :「 この時期ねぇ・・・いい天気で、走り出す方多いんですよ。ドカティのお客さんで奥多摩なんですけど、

      やっぱり走りに行って、コ−ナ−の凍結してる所で ツルッ と。一声、” 50 万 ” でしたね・・・ 」

『 ねぇ〜? 普通、やりますよねぇぇ〜? 』

メ :「 でも、痛いのはご本人とマシンですから 」

『 ・・・ 』

そこへ、営業氏登場。

営 :「 どうも〜、お世話になりま〜す。あぁ・・・これですね? 」 メカ氏と何やら話し込みます。

メ/営 :「 ・・・でも、マフラ−逝ってなくて良かったね 」

『 ゴキュッ!・・・ 』

営 :「 チェンジ・レバ−に、突起部とカウリングですね。カウリングが時間が掛かると思いますけど、保険の

    認可が下りたら、スグに部品の発注をしますから 」

その後営業氏は業務連絡で呼び出され、メカには宜しく頼み、アっと言う間に受け渡しは終了です。

手持ち無沙汰な我々は、暫く店内をブラついた後帰途に就いたのでした。

 1週間程して、保険の手続きは無事終了。レッカ−代を含めた修理費は、\ 471,461 + \ 50,000 。

この \ 50,000 を、免責額として私が負担します。保険屋さん、ゴメンナンサイ。<(_ _)>

 

 BBS にある通り、GM さんがコレクションのカメラを売り無謀にも、” HONDA:CBR 600RR ” を買いました。

 HONDAのモト・GP マシン ” RC211V ” 直系の

レ−サ−・レプリカです。子供が 3人もいるのに、無謀な

父親です。あ、ちなみにミラ−に写ってる粋なフリ−スは、

勿論、私。

 本日、納車。社内の予想では、11 時に受け取り後、

慣らしのショ−ト・ツ−リング。午後 4 時には転ぶだろう、

というものでした。オッズは、5 対 1。BBS に要らん

書き込みがあることを見ると、無事に帰り着いた様です。

賭には、負けです。

 

 さすがは” 世界のHONDA ”、作りに一分の隙もありません。既に、完成された出来映えです。

バイクって言うとどこかしら作りにワイルドさが見受けられるもんですが、工業製品としてもジャパニ−ズ・クオリティ−、

一級品です。コンパクトなボディ−に、69 PS のハイパワ− ( 註:国内仕様値。輸出仕様は 117 PS )。

足回りは、先進且つ最強 ( なんせ、チャンピオン・マシンじゃけぇ ) の ” ユニット・プロリンク ”。ショックが、シ−ト下の

フレ−ムと連結されてないでしょ? スイングア−ムの支点の所にあるんです。走行中、足下からの外乱を受けにくい。

と言う技術が、フィ−ドバックされているんです。エンジンは、モ−タ−の如く滑らかに回ります。こう言うのは物足りない

と嘆く諸兄もいますが、私は好きです。Shinku なんて、” 壊れなきゃバイクじゃない! ” などと言ってます。狂ってます。

 奥多摩へ慣らしに行った帰りに、何故か Shinku と遭遇。その足で、我が家へと殴り込み来たのでした。

本当は、冗談のつもりで言ったお土産、名物 ”へそ饅頭 ” を持って来てくれたのでした。ゴッつぁんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Shinku のマシンは、Buell。今や、ハ−レ−のいちブランド。” 性欲剥きだしの高校生 ”、みたいなバイクです。

大のオトナが 3 人で小一時間、路上でくっ喋って居りました。断言しましょう、バイク・ライフは間違いなく、

若返りの媚薬です。

 最後に、2 台揃って記念撮影。

ご近所の白い目をはね除け、爆音と共に二人は去って

行きました。友達は、選びましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 未だ見通しの付かない、我がマシンの修理。メカさん、営業さん、宜しくね ( はぁと ) !

暖かくなったら、” 培倶人 ” も買った事だし、二人にバイクの乗り方、教えましょう。

では、今宵はこの辺で。

 

自称、” 峠のKING ” !

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,158,210 (交通費及び燃料代は除く)


〈その24〉 復活!そして、”カスタム”(笑っ)! ( '04. 3.21 )

 

 先月の7日にマシンを入院させて以来、乗ってる人間も整体に通ったりと難儀して居ります。(-_-;)

修理完了の知らせがあったのが、16日の火曜日。本日、受け取りと相成った次第で御座います。

 もうね、合わす顔が無かったですね。支払いを済ませ、ううん・・・店先だって構いはしません、

マシンに頬ずりしたり、パンツ脱いであんな事やこんな事だってしましたよ、もう。(^O^;)

メカ氏:「 レバ−類とカウルと・・・クランク・カバ−を交換してですね・・・ 」

   C:『 うん・・うん・・・ 』

私が頷く背後で、どっかのオヤジ二人連れがウロウロしています。

爺A:「 おぉ〜、写真にあった ” 青・白 ” のヤツだよぉ・・・ 」

爺B:「 上から下までビッチリだ、あの人・・・ 」

[ キュッキュルル・・フォン!フォン! ]

爺 ' s:「 スッゲェ〜〜ッ 」

私より十かそこら上の二人ですが、今どき珍しいハシャギっ振りです。” オモチャ屋のショ−ウインド− ” を

覗く、子供状態です。ま、程度の差こそあれ、去年の私もきっと、あんなものだったのでしょうね?

他人の事は言えません、ハイ。

 

 心配した腰痛もあのライディング・ポジションでは顔を出さず、ひとまずホッとしましたよ。

後はもう、ハ・チ・タ・イに誘われる程の腕前ですからね? 順調なペ−スで帰って来ましたよ。

でも、交差点が怖い。特に ” 横断歩道の白線 ” が。攻めていなくとも、あの、” ズルッ ” ってのを経験してます

からね・・・。暫く、トラウマになりそうです。(^_^;)

 ガレ−ジで一通り磨いた後、既に入手してあったパ−ツを組み込む事にしました。

ツアラ−なのに ” 大陸横断 ” みたいな長旅をする気はありませんが、ちょっとした小物入れが無いのは不便です。

そこで、” TANAX は Moto Fizz ” のタンク・バッグを装着しました。税込み \ 12,075。

 まず、フィラ−・キャップ周りのネジを外し、傷防止のシ−ルを貼ります。

次いで、そのネジ穴にピッタリ合う専用フレ−ムを取り付けます。

場所が場所だけに、職業柄非常に心配なのですが、実績がある商品だけに、

そのまま決行です。が、案の定、次第に強くなる ” ガソリン臭 ” には正直

ビビりました。

 バッグ裏のポケットを取り付けたフレ−ムの前・後に嵌め込み、ベルクロ

で止めれば出来上がりです。

 

 

 

 二重になったフタを開けたところ。一番上は透明になっているので、地図を

入れるのに便利です。手前の、グラス・ケ−スも取り外し出来ます。

 

 

 

 分かりづらいですけど、遠目にはこんな感じ。

タンクに固定するベルト類が無いので、一見して

取り付け方法が不明なのがいいですね。

 これでカメラも持って行けます。

いずれは、出先の Photo でもお見せ出来れば

いいのですが。調子に乗って、本人も顔を出す

かも知れません。(^_-)

 

 

 

 気分一新。

傷付いたシ−ルドは、スモ−ク・タイプへと替えました。

\ 9,975。

帽体の傷は、” 戒め君 ” としてそのままで〜すっ!

 

 

 

 

 

 

 いい季節になって参りました。

ここで浮かれるとトンでもない事になるので、慣らし運転を継続しましょ。

 今後の出費 ( =_= ) としては、春・夏用のジャケット/ブ−ツ/グロ−ブでしょうか。

これで一通り済んだハズですが私の事です、何が飛び出すか自分でも分かりません。

乞うご期待!

 

自称、” 峠のKING ” !

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,180,260 (交通費及び燃料代は除く)


〈その25〉 第31回 東京モ−タ−サイクルショ−! ( '04. 4. 4 )

 

 やって参りました、この季節!

ナント今年の同伴者は、家人であります。(=_=)

 仲間とは、道程が異なります。クルマか電車か。

横目でビッグ・サイトを見つめながら中々進まない渋滞に懲りている私は、ここ数年は電車を利用します。

座って居れば連れて行ってくれるし、何より時間が読めるのがいいですね、ハイ。

 家人は自宅でノホホンとしているのが好きな人間で、仕事で首都圏をうろつき回っている私とは対照的です。

そんなこんなで会話が繋がらず、家庭内別居と相成るワケですわ、アハアハアハ・・・。

で、水を向けたところ・・・

『 オウッ、連れてけ! 』 ですと。( ; _ ; )

 生憎の天気の中、8 時の電車に乗る為に駅へ向かいます。前日とは打って変わって、寒さに吐く息も煙ります。

『 こんな天気なのも、誰かさんの行いのせいだわね? 』

『 も、もいっぺん言ってみろ、このっ! 』

ホ−ムで掴み合いの喧嘩をしているところへ、電車到着。乗り換えの駅に到着すると、5 分ほど待つはずの電車が

スルスルっと・・・。実は、前の電車が 7 分 遅れなのだとか。お陰で、これに乗れれば、次の乗り換えの連絡時間が

2 分から大分余裕が生まれるのでした。これこそ、日頃の行いの良さ・な・の・で・すっ!

 

 トントン拍子で、開演の 5 分後にはビッグ・サイトに着きました。前売り代、大人 2 枚で \2,400 。

第一印象は、” 年々、市民権を得つつある!” でした。アヴェックや、家族連れが非常ぉ〜っに多い。

今や、” 見るからにバイク馬鹿で、汗だくでス−ツを着込んだ輩 ” は少数派です。

 当然はがら各メ−カ−、売りはニュ−・カマ−です。メ−カ−ごとに客層が分かれているところが、見て居て涙を

誘います。国産メ−カ−→若造/アメリカン→アヴェック/ヨ−ロピアン→オヤジ、こんなところっす!

再来週 ( 4月18日 ) には ” Moto GP ” が開幕しますから、レ−サ−・レプリカの人気は凄かったです。

筆頭は、HONDA:CBR 1000 RR でしょう。以下、去年のチャンピオン、ロッシが移籍した YAMAHA:YZF-R1  、

KAWASAKI:ZX-10R 、SUZUKI:GSX-R 1000 ・・・。

私のマイ・ブ−ムは、以下のモデル。

 出た!

 TRIUMPH:THRUXTON 900

 ボンネビルベ−スの”カフェ・レ−サ−”

 ボンネビルより 75cc 拡大された 865cc 空冷ツイン。

 クリップ・オンに、チェッカ−ラインが泣かせます。

 ”カスタムはこうヤル!”ってのを、本家メ−カ−が

 やっちまったつうワケです。

 5 月からデリバリ−開始で 115 万円。

 

 

  なんつってもニュ−・モデルなので、テクノロジ−は

 最新です。

 

 

 

 

 

 

 

 

  このハンドルの垂れ具合。

 私が仮面ライダ−になる前の若い頃、憧れたもんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

  んで、更にそれをカスタムしちまった、イタリアは

 ヌ−メロ・トレ ( ナンバ−3ですと ) というディ−ラ−が

 作った、”カフェレ−サ−・コンセプト”。

 レスポンス次第では市販もあり得るそうですが、

 隣に飾ってあったところを見ると、売る気満々でしょ!

 事実、カッコイイっす。( 以上 Moto Navi より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 んでんで、その Moto Navi のブ−スにあったのが、

 この VYRUS:984C3 2V

 エンジンは、Ducati の空冷 Lツイン。

 ハイライトは、フロントタイヤと操舵を別々の機構で

 行う ” ハブセンタ−・ステアリング ” 。フロントフォ−ク、

 無いですもん!

 1 台づつオ−ナ−の意向に添って製作という、

 オ−ダ−メイド方式だそうです。3 万 900 ユ−ロ

 ( 約 420 万円 )。

 

 仮納車をイタリア本社で行い、ミラノサ−キットで最終セットアップをするオプションもあるのだとか!

その場合の渡航費/滞在費は無償で、つまりは価格に込みであるらしいっす!

( 以上 Moto Navi より )

 そして、これ!

 アキラに登場する、” 金田のバイク

 劇中では” 電動 ” って事でしたけど、エンジンを積んで

 自走可能だそうです。

 ポジションからして、今現在で言うビッグ・スク−タ−

 の範疇でしょうか。その未来像、とも言えます。

 金田はチュ−ンしてましてたから、どっちにしろ不良の

 アイテムなのですよ。

 

 

 近未来の日本でのお話なので、本来、未知のテクノロジ−満載です。ただ、格好通りのテクノロジ−は現在発明されて

いないので、カウリングでカモフラ−ジュされていると、私は見ます。特にフロントなんかは、上のVYRUS 以上のテクノロジ−

が必要なはずです。

今後もモディファイを繰り返すそうですから、期待しましょう!

 

 こんな感じで、私の、今年のショ−は終わりです。

ハ−レ−/ビュ−エルやドゥカティのブ−スではアヴェックが多く、その殆どの女性がバイクに跨ってました。

いい時代が来たモンです。家人とて、例外ではありません。ビュ−エルに跨り・・・

『 こりゃぁ、足ツンツンだわ! 』 とか・・・

999 に跨っては・・・

『 あぁぁ〜〜、腰にくるっ! 』

な〜んて、のたもうてる始末!頭に来たので、後ろから浣腸してやりましたよ、エエ!

 帰りは、隣でやってた ” インタ−ナショナル・ドッグショ− ” へ。

ま、色々ありました・・・。(=_=)

その時の模様は、日記ででも何れ。

 

自称、” 峠のKING ” !

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,182,660 (交通費及び燃料代は除く)


〈その26〉 激走 260km ツ−リング! そして 1000km 点検 ( '04. 4.11 )

 

 初回 1000km 点検まで、残すところ 150km と少々。

一般道をトロトロ行くのはこの季節、例によって苦痛以外の何者でもないですから、高速を使って一気に片を付ける

事にしました。色々考えた挙げ句、往路:圏央道→関越→東北道は佐野・藤岡で下車。復路:下道を適当に流し、

関越は本庄から乗り圏央道と、帰路に就いたのでした。

 ETC なんてクルマでもやっていないので、バイクとなると料金の支払いが鬱陶しいのは尚のこと。

グロ−ブをしている手では不自由なので、タンクバッグの外ポケットにキャッシュ・カ−ドを忍ばせ、それで決済

しています。専用のバッグなのでさすがに使いやすく、私の様なヘナチョコでも、これさえあれば十分です。

 え〜突然ですが東北道に乗る時、私、殺され掛けました。( ; _ ; )

チケットの発券機まで、後 15m の所。ギヤをニュ−トラルにして止まる準備をする私の横を、周囲黒ずくめの

ステップワゴンがブチ抜いて行くのです。肘を掠める様にして・・・。特になんつう事は無かったのですが、第一段

ロケットに点火した事を告白しましょう。その様子を見ていた後続車は、警戒して遠巻きにしています。

チケットを取り恭しくバッグにしまった私は、リミット一杯で発進です。5km 程先で、走行車線をトロトロ流す犯人を

発見。暫く併走しながら、露骨にガンを付けてやりました。が相手は、硬直した様に前方を凝視したまま、振り向く

素振りさえありません。最後に中指を立てて突きつけ、私は爽やかに立ち去りました。

 見たところ、家族連れのサンデ−・パパです。助手席側には、カミさんが乗ってました。もしあの時私を

引っかけていたら、カミさんのスグ脇を血みどろで転がる私を見せつける事になったでしょう。

ま、私は、地域でも有名なナイス・ガイです。これがイカれたボンクラ兄ちゃん共だったら、私は迷わず

仮面ライダ−に変身しています。

 

 何だかんだで合計 260km と、私にしては大激走。

これで、翌日に 1000km 点検が受けられそうです。走りに先立ち、若干のモディファイを加えました。

これは、カスタムとは言えません。小っちゃくて存在感が希薄だったフット・ブレ−キのペダルに、

DOKEN の ” ブレ−キペダルアダプタ−キャップ ” を装着しました。送料込みで \ 7,230。

 これ・・・

これで全て!

中身がくり抜けでおり、オリジナルのペダルに被せた後、手前に見える

セット・ビスで固定します。 

 

 これが、新・旧大きさの違い。

” カプッ!” っと被せます。

大丈夫! ちゃんと言って聞かせれば、逆らいません・・・。

 

 

 下側のビスで固定して、一丁上がり!

グッと存在感が増しました。太く、短く。

私の人生、暗示しているのでしょうか・・・(=_=)。

 

 

 ブ−ツ越しだと、以前はペダルの感触がありませんでした。ある程度踏み込めば、当たり前ですけど

感覚はあります。でもそれでは、制動力の調整が上手くいきませんでした。止まる目標よりも、減速し過ぎちゃうん

です。今度はどうか? バッチリです。コ−ナ−、信号、思うがままです。ま、” ヘボ ” ってだけなんですけどね?

 

 さて、件の 1000km 点検。

朝一にドック入りする為、8:20 に出発です。営業氏の話では、作業には午前中いっぱい掛かるのだとか。

なぁに、ショップ内は宝の山。退屈なんて、しようはずもありません。

 取っ替え引っ換え、一筋縄ではいかなそうなお客の群れが現れます。

吹き出しそうになる会話に耳を傾け、ノホホンとしていたので御座います。そんな中、ハ−レ−に乗った初老の紳士が

やって来ました。初老なんですけど、真っ赤なバンダナを巻き、しっかりグラサン掛けてます。何でもちょっとした

アクシデントがあり、楽しみにしていたツ−リングへ行けなかったのだそうです。用意やら何やらで、前日からウキウキ

だったのだとか・・・。やっぱ、不良だわ。担当氏に、グチることしきりです。

 朝一のツ−リングメンバ−には横田の兵隊さんがおり、その方が山ほど持って来てくれたというクッキ−なんぞを

パクつきながら、そばで私はヘラヘラしておりました。担当氏が席を外すと、手持ち無沙汰の紳士は、私を見やり

話しかけて来ました。

紳:『 失礼、今日はどんなご用事で? 』

C:『 ハイ、” 1000km 点検 ” です 』

紳:『 ほう、なるほど。で、おクルマは? 』

C:『 はぁ、BM です・・・ 』

紳:『 あぁ・・・あれはイイですなぁ。私、次はあれにしようと思っているんですよ 』

考えて見れば私、見知らぬライダ−と会話を交わすのは初めてでした。この紳士、担当氏との会話ではべらんめえ

だったので警戒していたのですが、やはり正統派ハ−レ−乗りは違います。

 C:『 とにかく、若返りました 』

紳:『 ハハ、何を仰る、十分にお若いじゃないですか? 』

C:『 今は、毎日が楽しいです。自動車には、興味が無くなっちゃいましたよ・・・ 』

紳:『 私もジャグワァ〜に乗ってたんですが、売りに出しちゃいました。それでは女房が困るってんで、メルセデスを

     買ってやったんです 』

C:『 スイマセン(=_=)、私とはラベル、ちゃう! レベルが違い過ぎます・・・ 』

紳:『 ハハハ、年寄りなんで、そんなんしか乗れないだ〜けですよ! グワッハッハッハッ 』

” 養子にして下さい ” と言い出せぬ内、紳士はお帰りの様です。

紳:『 では、私は失礼します 』

C:『 お気を付けて 』

紳:『 アリガトウ、あなたも 』

 さしたる問題も無く、お昼ちょっと前には作業が終了。

内容は、よくあるあんな感じです ( どんなだ?)。サ−ビス自体は無料ですが、油脂類は実費です。

これが、開けてビックリの \ 17,040。( ; _ ; )

愛車の為です、我慢しましょう。

 帰りにガソリンを満タンにし、今日はお家でこれを書きました。

GM さんは今頃、河口湖でウナギの餌にでもなっているでしょうか。ま、無事に帰って来て下さい。

これからの季節に向け、ウエアを何とかせにゃなりませんねぇ。ハァ、財布の紐、開きっぱなしです。

次回は、そんな辺でも。

 

自称、” 峠のKING ” !

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,206,930 (交通費及び燃料代は除く)


〈その27〉 激闘の日々・・・ ( '04. 4.18/25 )

 

 え〜・・・春を飛び越え初夏の気配がする今日この頃、注文してあった春・夏用のウェア入荷の連絡がありました。

ブ−ツとグロ−ブ以外は純正ではなくアフタ−・マ−ケットで揃えようと思っていたのですが、’04 年度の価格改定

で一部値下げ等があり、面倒なので一括で揃えました。

 メッシュのブ−ツとグロ−ブ、サマ−・パンツと

クラブ・ジャケットです。イケてるイケてないは本人次第。

私がイイなら、イイじゃないですかっ!

締めて \ 90,825 のボ−ナス一括払い!!

土下座のし過ぎで私、背骨矯正出来そうです。

 

 

 

 

 

 明けて日曜日。

ニュ−・ウェアを引っ下げてひとっ走り終えた私は、帰り道に、よせばいいのにある所を通ったのです。

” そこ ” に近づくに連れ空は暗転し、カラスが集まって来ました。近くの歩道には、でっかい鎌を持った死神達が

徘徊しています。もう、お気づきですね? そう、” Shinku の館 ” なのですよ・・・。

 通りかかった時ヤツは、丁度マシンを出すところでした。みすぼらしい手製のガレ−ジから・・・。

私が停まって見ているのを気づかず、おもむろにエンジンスタ−ト。辺り一帯に、落雷の様な排気音が響きます。

子供の手を引いたお母さんが、一目散に家に駆け込みます。盆栽をいじっているお爺さんが、伸びるはずのない腰を

伸ばして土間に駆け上がりました。このままでは周辺住民が危ない! 意を決した私は、正義の鉄槌を下したのです!!

『 コラッ・・・ 』

『 あ? あぁ・・・ coji さんか・・・。今、起きた・・・ 』

『 近所迷惑だっ! 地獄へ帰れいっ!! 』

と、言うことで話がまとまり、奥多摩へと取って返したのです。

 途中、裏道を駆使し、渋滞を回避します。

私に対し、マシンは完全にオ−バ−スペック。パワ−と重量を持て余します。大分、手加減してくれた様ですけど、

Shinku には大きく離されます。完全に、足手まといですわ ( ^_^; )。

 コ−ナ−のインからアウトから、走り屋の方達がブチ抜いて行きます。イッパイ イッパイの私は、途中ですれ違った

BM 軍団の挨拶にもシカト( -_-; )。這々の体で、頂上の展望台へとたどり着いたのです。そこで、一服。

 これが ” Shinku ” だ!

柄、悪いですね〜。分かりづらいですけど、チョビた

サングラスに、ヤツぁ黒いマスクしてるんです。

で、背中丸めて足広げて、爆音轟かして我が道を行く。

その姿は、” マッド・マックスの雑魚キャラ ” です。

この後ヤツは、懐から出した白い粉を集う若者達に

売りさばいてました。良質の小麦粉という噂です。

 

 

 

 しかしこの季節の奥多摩は、ニュ−・モデルのオンパレ−ドです。この日は、比較的地味だったらしいですけど、

あんな道をあんなスピ−ドで走るなんて、私、出来なくてイイです。

” 走ってれば幸せ!”、私、これでいいんですぅ〜。

 

 なんてことを言いながら、お台場で行われた HONDA Ride On Festa 2004 なるものに参加して、CBR1000RR

に乗って来ました。ま、クルマで言ったら ” F1 レプリカ ” みたいなもの。GM さんが 600 に乗っていることもあり、

興味は津々です。クルマでは極めることが出来ませんでしたが、このマシンは、恐らくは現時点で市販車最高峰

です。

 10 時から受け付け開始なので8 時に家を出て、中央道・首都高とブッ飛ばし、9 時半には会場へ到着。

 なんちゅうことはない、フジ・テレビのまん前ですわ。

シメシメと思っていましたが、既に各種車両の前には

行列が・・・。この日の出展車両を 3 列に分け、それぞれを

インストラクタ−が先導して順番に回ります。

待つこと 1 時間半・・・、そろそろ順番です。


 

 

 

 

 先導のお姉さんの後ろ、2 台目の赤いCBRで俯いているマヌケが

私です。自分のに比べサイド・スタンドがちっちゃいので、解除に

苦しんでるところです ( =_ = )。

 

 

 

 

 

 

 

 前の人を見送り、アクセルをひと煽りして coji スタ−ト。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スタ−ト直後の後ろ姿。

既に時速は 200 km に到達!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 前、つんのめりそうっす!

フル・ブレ−キングしたら、飛び込み前転は必至。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 しかし、ちっちぇ〜! ポジションきつくて足ツンツンですけど、相対した感じは ” ヨンヒャク ” 並、って印象ですな。

操作系は全てが軽く、教習所で乗ったCBと何ら変わりません。ポジションとシ−ト高が何とかなったら、女性にも

軽く扱えます。スピ−ドはバッカみたいに出ますけどね? 今日乗ったのは勿論、国内仕様の 94PS。輸出仕様では、

フル・パワ−の 172PS。死ねます。これで価格は、自車の半額。恐るべし、国産の技術力!何か・・・欲しいっす!

 

 ゴ−ルデン・ウィ−ク、仕事でチョット微妙です。ま、どこ行っても渋滞でしょうし、その後で年休取って平日ツ−リング

にでも行きますか?

では、今宵はこの辺で・・・

 そうそう、Shinku が何か言ってますので、買ったという

スタンドの写真でも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

え〜、峠のKING改め ” ハイ・ウェイのダンディ ”!

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,298,255 (交通費及び燃料代は除く)


〈その28〉 バイク、Bike、倍倶! ( '04. 5. 2/ 3 )

 

 G・W・・・。仕事だったはずが、上様の粋な計らいで急遽休みに!

などと言いつつあてもなく、出先の農道から GM 氏に電話。

C:『 モシ モ〜シ、生きてます? 』

G:『 これから Shinku と走りに行くんだけど、行く? 』

C:『 どこ行くんすか? 奥多摩? 』

G:『 うん、多分ね。1時半に会社へ集合ぉ〜! 』

と言うわけで、” 安全運転の申し子 ” の私としては甚だ遺憾ですが、仕方がないので二人に付き合う事に

致しました。しかし、こんな事にしか使われない会社の存在って、一体・・・。

 やはりというか当然というか、ご多分にもれず混んでおりました、奥多摩。

狭いワインディングに、延々とテ−ルランプが並びます。傍若無人な Shinku は、対向車を威嚇しながらサッサと

行ってしまいますが、” 走る紳士 ” と言われる私と GM さんは、ジッと我慢の子だったのです。GM さんに至っては

ガチガチのレプリカにも拘わらず、律儀に渋滞に従っていたので御座います。さすがは最年長!

” 勝手に先遣隊 ” をやっている Shinku が、前方の様子を伝えに来ます。

S:『 渋滞は、この先の ” 血の池交差点 ” までですよ。皆、見せかけだけの家族を演じる、エセ・ファミリ−

   ばかりでさあ!ア、アヒャ ヒャ ヒャ ヒャ 』

C/G:『 よせ、Shinku。他人の幸せを、妬んじゃイカン! お前にだって、いつかきっと来る! ” 幸せな時 ” がな!! 』

S:『 ” シ・ア・ワ・セ ”?、関係ないでしょ!今、目の前に核爆弾のスイッチがあったら、私、押しますもん!! 』

C/G:『 悪霊ぉぉ〜、退散っ! 本怖っ、五字切りっ!! イワコデジマ イワコデジマ・・・ 』

 というわけで、いつもの展望台で一休み!

3台揃い踏みの、初ショット。不覚にも、デジカメを忘れて

しまった私。Shinku が、万引きして来たカメラで撮りました。

そうそう、一服している厳しい中にも優しさが隠せない紳士は、

何を隠そう私です。

 

 

 

 

 

 思いの外、腰が楽なのでホッ・・・、ちゃう!

これから、他の二人をどの様に調教しようか思案する私。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ハイ、邪魔者は消えます。

” おトボケ3人衆 ”。何の脈絡もないこの3台。

それぞれの生き様、物語ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 佇む ” 中年 ” 二人。右は、GM さんです。

” 朽ち果てたマイケル・ジャクソン ”、ではありません。

撮影者は、ま、年代が違うことですし、中年枠からは

外してやりましょう。前回も出演してるので、割愛です。

 

 

 

 

 

 

 明けて3日は、” Kawasaki Net 彩 ” 主催の試乗会へ!

場所はナント、母校の教習所だったんです!!

まさか、もう一度ここへ来ようとは・・・。でも、イイんだ、色々乗れるし無料だし!

ハイ、何だってイイんです、楽しけりゃ。

今回、クルマでの単独行なので、写真はありません。<(_ _)>

 前回の ” HONDA Ride On Festa 2004 ” ではアッという間に終わってしまった CBR1000RR にもう一度乗りたかった

のですが、事前の情報と違いその用意はありませんでした。俄然、興味の対象は他の3台、ZX-10RYZF-R1 V-ROD へ。

 見覚えのある教習所幹部の・・・

『 入所案内で〜す。アンケ−トお願いしま〜す!』 の声に

『 ” 卒業 ” しとるっちゅうねや、ホンマ!』 などと言えるはずもなく、大人しく従う真摯な私。

それぞれの受付を済ませ、開始を待ちます。おちあう約束をしていた GM さんはまだかいなと思っていたところへ、

ポケットの携帯が鳴ります。ゴソゴソ探っていると、目の前に携帯を耳に当てた本人が・・・オチャメな中年です。

C:『 何からイキます?』

G:『 R1、かな?』

人数は HONDA の時に比べ、5 分の1 程度。さすがは、マイナ−な試乗会。こうでなくっちゃイケません!

ブリ−フィングの後、いよいよ試乗開始です。

 アメリカンは、主に外周を。その他は、シケイン代わりの S 字とクランクを含むコ−スを回ります。この程度の

人数ですと、1 人 3 周までオッケ−なのだとか。先導車無し。これは、転倒必至でしょう!

ダレた主催者側の兄ちゃん達が見守る中、皆、” 親の敵 ” の様に飛ばします。女性の姿も、チラホラ。

 ZX-10R の列でヨダレを垂らす私を後目に、GM さん、YZF で ゴ−ッ! しかし・・・思いの外、乗れてません。

どうしたのでしょう? 後で訊いたところでは、ギヤが1 速以外に入らなかったのだとか。カワイソ!

いよいよ、私の番が回って来ました。サスが沈み込むので、シ−ト高はカタログ値よりも低く感じます。

しかし、軽っ! 普段乗っている自車いかに重いか、思い知らされます。満タンで、100kg は違いますから。

エンジンのフィ−リングは、” 男のKAWASAKI ” を象徴するかの様な 4 気筒ビ−トを感じさせるもの。

過去の教習所でのトラウマをかき消しながら、何度かブリッピングをくれて、いざ発進です!

ともすれば浮き上がりそうになる前輪を押さえつけながら、ギヤを 2 速へ。凄まじい加速です。

[ うっわ〜 (^_^;) みんな、こんなの乗ってるんだ。速ェわけだ! ]

なんて考える間もなく、第一コ−ナ−へ。ま、教習所だし、思い切って倒します。

” グラッ! ”

[ ヒイィィ〜ッ! た、た、倒れる!! つうか、俺んだったら倒れてるぅぅ!!! ]

ハイ、堪能致しました。S 字やクランクなど、低速セクションでは難儀しました。エンジン回転を維持するのが難しくて。

やはり、中・高速コ−ナ−をカッ飛ぶのが醍醐味なのでしょう。

途中、勢い余って独自のコ−スを走り慌てて本線へ合流しましたが、教習所なのでオッケ−です。(-_-;)

 次いで、YZF-R1

足つき性は、10R と似た様なもの。カタログ値も、近いです。

ポジションは、” やや楽 ” と言ったところでしょうか。最初に感じたのが、エンジンの味付けです。10R と比べ、なんちゅうか

” シルキ− ”。CBR に近いでしょうか。更に面食らうのが、吹け上がりの鋭さといかにも排圧が高そうなドスの利いた音。

10R との余りの違いに、停止線へ進むまでの間に何度も唸らせてしまいました、私は。

 勇ましい排気音と同じ、もの凄い加速。各雑誌を見ても ” スポ−ツを意識させる乗り味 ” とある通り、凄まじさと楽しさが

リンクしていると、私は感じました。調子に乗って、コ−ナ−とコ−ナ−の狭間のストレ−トでスピ−ドを出し過ぎてしまった私。

ついつい、自車のつもりでフル・ブレ−キング。当然、後輪はロックし、右へ左へ振られます!” 減速だよ〜 ” の黄旗を持った

お兄さん、旗を持つ手が止まり、固まってます。しかし、雑誌でのインプレッション通り、私にして見りゃコントロ−ル下に

あったのです。ギヤを 3 → 2 と落とし 、S 字へ進入。勿論、それなりにビビり、以降は大人しく周回しましたよ、ハイ。

 そしてこの日、ある意味一番怖かったのが、V-ROD

ハ−レ−・デビュ−である、この私。そして最もハ−レ−らしくないと言う、このV-ROD。一体、ど〜なるんでしょ〜かぁ!

 シ−ト、アメリカンなんで当然低いです。エンジン、何か、出来の良い単気筒って感じ。

[ こんなモンか? ] と思いながら、停止線へ。低速トルクは、タップリです。て〜んで、楽!

似た様な排気量の自車なので、ビビることはありません。タイミングを見計らい、レッツ・GO!

 走り出してスグに気づいたのが、ハンドルの異常な軽さ。比較的、ホイ−ルベ−スの前方に座らせるこのV-ROD。

他の重量は後ろから着いてくる、って感じです。ハンドルは軽いのでスッと切れるのですが、後ろは取り残されています。

で、軽く寝かせたつもりでも、特に右折時はマフラ−下部を擦ります。

[ おぉ〜擦った! 怖ェェ!! あ、曲がらん 曲がらん!!! ]

低速トルクがあるので、曲がりきれないまま、そのまま進んじまうのです。メインは外周なのですが、コ−ス取りの都合上

一回クランクを通ります。

[ おぉっと、又擦る!んで、曲がらんっ!! ]

結論。ハ−レ−は、須く ” 大陸ツアラ− ” です。それなりに乗ろうと思ったら、足とマフラ−にチュ−ンが必要です。

 

 上気した GM さんと二人、タップリ堪能致しました。

ウチに帰って一服していると、Shinku から電話。

S:[ な〜にしてんすか! ]

C:『 な〜にって、お前ェ何してんだよ? 』

S:「 皆、エライ勢いで乗ってますよ。早く乗らないと! 」

C:『 バアっお前、こっちはとっくに乗って来てんだよ! もう帰って来て、一服してんだよ!! 』

S:[ オカ〜サ〜ン (T_T) ]

何だかんだで、バイク三昧の日々。皆様、いかがお過ごしですか。

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”!

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,298,255 (交通費及び燃料代は除く)


〈その29〉 不穏な動き! ( '04. 5. 12 )

 

 琴線、ガッタ ガタなんすけど・・・。

 BMWより、我が愛車の兄弟車、” K1200S ” なるものが出るんだそうですわ!

世界市場に於ける日本車攻勢に待ったを掛けるべく、よりスポ−ツ志向のマシンになりそうです。

” K ” って言うのは、BMWの中の4気筒シリ−ズを指します。私の ” RS ” が ” スポ−ティ−なツアラ− ” なのに

対し ” S ” は、” シュポルト若しくはスポ−ツ ” と言う ” ファイタ− ” であるワケです。

 ご覧になってる方はお分かりの通り、私はここのところ若返っています。柄にもなく奥多摩なんかに行き、小僧共に

弄ばれながらヒィ−ヒィ−言う事に喜びを感じているので御座います。ま、その時の言い訳として・・・

『 んなモン、” ツアラ− ” なんだからしょうがないじゃん、ボケ Shinkuっ!』

なので御座います。なんつったって手頃だし Moto GP のチャンピオンマシンだし、とか何とか言いながら、次は

” CBR ” もいいかも等と思っている私にとって、これはナイでしょう!

 例によってメ−カ−は情報を小出しにしていますが、色々な方から情報を頂いて仕入れた PHOTO が下の2点。

 これは、海外バイク雑誌の予想イラストでしょうか?

それらの中には、かなり確度の高い情報が多いのです。

ま、手の込んだ ” リ−ク ” の一種の可能性もありますが。

 

 

 

 

 

 

 

 こちらは、海外版メ−カ−スペシャルサイトの背景に

使われているもの。さあ、上の PHOTO と比べてみましょ!

・・・・・・・・。

ね? ホイ−ルの感じ/マフラ−の跳ね上がり角度/

タンク・シ−ト形状 etc 。どっちがどういう順番かは知りません

けど、両者は同一と言っても差し支えないでしょう。

 

 

 正式発表は 9月にミュンヘンで開催される ” INTER MOT ” だそうですが、全世界から抽選で 30 名を選び、事前にあの

有名な” ニュルブルクリンク・サ−キット ( 旧コ−ス:約 21km ) ” を K1200S で爆走するチャンスをくれるんですと!

ニュルと言えば、2 輪・4 輪を問わず走行性能を測る試金石であります。世界中のメ−カ−が、自社のマシンがここを

何分で駆け抜けるかで鎬を削っているのです。ポルシェもフェラ−リも、スカイライン・GTR なんかもやってました。

スポ−ツ路線で売り出す場合、” ニュルで鍛えた・・・ ” とか ” あのニュルを○分で・・・ ”なんてぇのが、堂々の宣伝文句

なるのです。先々代の GTR なんかは ” R32 の栄華よもう一度 ” で、内装とっ払いの レ−ンシング・パ−ツをガチガチ、

至上命題でプロがやってましたね。目安として 8 分を切れれば、” そらぁ、凄ぇ ”って事らしいですよ。

そこを ” 7 分 57 秒でしたっ!”ってビデオが、メ−カ−サイトにあります。興味のある方は是非、ご覧になって下さい。

クリック → ” バッファロ−のアイコンをクリック ”→ 言語の ” 日本語 ” を選択 → START をクリック → ” 8 分の壁をクリック ”

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”・・・ 若しくは ” サ−キットの レッサ−・パンダ ”

では、又のご報告を。

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〈その30〉 全貌現る! ( '04. 5. 18 )

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ついに、その全貌をキャッチしました! 下のヴェ−ルで隠された PHOTO と見比べても、同一である事が

分かります。あれは ” 外国版メ−カ−サイト ” で背景に使われていたのを失敬して来たので、ホンモノです。

この PHOTO は、検索エンジンにキ−・ワ−ドを入れ、色々と徘徊しながら見つけました。

 う〜〜ん・・・

どれにも似ている様であり又、どれとも違う様な気がする。マフラ−とドライブ部の位置が、” RS ” とは逆ですな。

シ−ト、ハンドル、低そうです。重量は、40kg 程軽いっつう噂です。

う〜〜ん・・・取り敢えず、眺めましょ!

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”・・・ 若しくは ” サ−キットの レッサ−・パンダ ”

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〈その31〉 暑っ! ( '04. 5. 12 )

 

 暑おすなァ・・・

春先にクラブ・ジャケット/サマ−パンツ等を揃えましたが、やっぱ、春とか秋用でした。

曇りがちで涼しい時はいいのですが、お天気で陽が出ているシチュエ−ションでは・・・死にます。

走れていればまだしも、信号待ちや渋滞では、血圧が上がります。

 あんまり美味しそうに茹だってしまう前に、

サマ−( メッシュ )・ ジャケットを購入しました。

PAIR SLOPE の、” SG-088 ” です。

\ 24,000 ナリ。

 

 

 

 

 

 

 サイズ表をサイトで見て、TELで取り寄せにしました。

P:[ 初めてでらっしゃいますか? ]

C:『 そですぅ・・・” M ” でいいと思うんすけどね 』

P:[ 念のため、身長と体重をお聞かせ頂けますか? ]

C:『 2m、120kg です・・・ 』

P:[ (-_-;)・・・ ]

C:『 あ、ウソ ウソ、1○5 の 70kg です 』

P:[ でしたら・・ね、” L ” がよろしいかと思いますよ? ]

C:『 いや L はね、” テナガ・猿 ” みたいでダメなんですよ・・・ 』

P:[ いや、でもぉ・・ ]

C:『 あの、後で文句言いませんから、” M ” で結構ですよ! アタシャ、 ” ダ・ビ・デ ”なんですよ!』

と、プロの忠告に聞く耳持たず、強情を張った ” M ” が、昨日届きました・・・。

 包みを解いた段階で、血の気が引きました。一応、袖を通してみます。

C:『 く、苦しい・・・ 』 そばで見ていた家人が言います。

家:『 ギャア〜〜ハッハッハッ・・・何だっけ?、タイヤのミシュランのさ、アレ! 』

C:『 び、” ビバンダム ” か? 』

家:『 じゃなきゃ、” ハム ” だわ・・・ 』

C:『 ブキィィィィィィィ〜〜〜〜ッ! 』

家人を血祭りに上げ、ショボくれてHPを見ました。3日以内なら、サイズをチェンジしてくれるみたいです。

独身に返った私は今日、直接ショップに赴き侘びを入れ、メデタク ” L ” をゲットしたのでした。

 

 都内まで往復したので、5時間ほど要しました。

諦めていた今週末、梅雨の中休みで晴れ間が覗いています。帰って一休みしたら、ちこっと出掛けてみましょ。

 このジャケットには、ジ−ンズが似合います。既に仕入れてあるサマ・パンには、膝パットが入っていて良い

のですが、ま、気合いということで、何とかなるでしょう。プロテクタ−には拘っていたのですが、夏場は普段着の

上にプロテクタ−だけを装着するとか、そう言った割り切りもアリかも知れませんな。

 で、このジャケットは快適です! 素材の肌触りもイイですし、両脇から背中へと風が抜けるメッシュ構造は、

グッドです! 停まってる時は、何着てても同じです。走ってこそ、バイク。サマ・ジャケは、” 天使の羽衣 ” です。

 デザインとシルエットもイイですね。色々なメ−カ−のカタログを見ましたけど、コスト・パフォ−マンス

は、ピカイチだと思いますよ。採寸してのオ−ダ−メイドも可能。ラインナップも豊富な PAIR SLOPE は、お薦めです。

関東近県の方、出張る価値はあります。

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

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〈その32〉 秩父サイコ〜! ( '04. 5. 13 )

 

 朝、起きたら、と言っても 9 時半ですが、イイ〜天気じゃないっすか・・・

窓を開けると、梅雨の谷間だと言うのに湿気など無い、実に爽やかな風が股間を嬲ります・・・。

 PC のスイッチを入れる私の背後で、もう一人の私が囁きます。パタパタと飛びながら・・・。

[ ねぇ、いいの? いいの?、スゴクいい天気だよ? こんな日は輝くマシンに乗って、ステキなアナタの

勇姿を世間に知らしめましょうよ!・・・ ]

キ−ボ−ドに手を乗せたまま、眠っていた様です。” N と M ” のキ−に、ヨダレをダラッ ダラ垂らしてました。

 と言うわけで、昼食の支度 ( この時点で 11 時半 ) をしている家人を後目に、出陣ですっ!

気ままな一人旅と参りましょうか。

『 穀潰しっ!お昼、要らないんだね!? 』

そんな罵声など、フフフッ・・・治りつつある背中にはいい刺激、マッサ−ジ代わりですわいな。

 

 本日は少し趣向を変え、秩父目指して一路、国道 299 号をひた走ります。

たまたまこの日は空いており、ものごっつう快適です。景色と言い道幅の広さと言い、私の腕とマシンにはピッタリです。

 途中、” 頭文字 D ” で有名になった ” 正丸峠 ” なるものがありますが、イエイエ、思いつきで行くとろくな事は

御座いません。後で色々調べましたけど、” 農道に毛の生えた程度 ” の道です。昼間に行って、調子に乗って走って

たりなんかして、対向車が来たら一発アウト、そんな雰囲気ですよ。林業に携わる人達或いは、ハイカ−の為の

道。そんな所にバイクなんぞで押し掛けるのは、これは邪道でしょう。

 平均スピ−ドの高い 299 号を走ります。中速コ−ナ−をパ−シャルで流すのは、ホント気持ちイイですわ。

行き当たりばったりでたどり着いたのが、

” 秩父ミュ−ズパ−ク ”。” 自然公園 ”っつう感じで

しょうか? 余り深入りはしませんでした。

 途中、秩父公園橋とか言う、かなり雰囲気のある

吊り橋を渡ります。一見、無料かどうか確認したく

なる様な、そんな立派な橋です。風に頭ん横に嬲られ

ながら、見掛け通りの爽やかさで通過です。

 

 

 

 

 まぁ、何という芸のないPHOTOなんでしょう・・・

旅の相棒が一息つく姿。ご勘弁を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ライダ−の目線から、パチリ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここからが、本日のハイライト!

 ここは、山全体に様々な娯楽施設が点在しています。ですから、その中を走る道路の所々に、小規模の

駐車場がこれまた点在しているのです。その中からワザワザ人気のない駐車場を選び、上の様な恥ずかしい

PHOTO を撮っていると、一台のセドリックがスルスルっと入って参りました。社外品のホイ−ルを履き、窓には

フイルム貼りです。他にも空いている駐車場は幾らでもあるのに、何でワザワザここなのよ?

難癖でもつけられるのでしょうか? ドライバ−が一人です。撮影を中断し、私は空を見ながら煙草なんぞを吸って

様子を窺って居りました。

 ドライバ−、エアコン全開の車内から、出て来る気配はありません。そろそろ帰ろうかと私が支度を始めたところへ、

一台の軽自動車がスルっと入って来ました。 そのままセドリックの横に付けると、若いお姉ちゃんが手を振りながら

降りて参りました。セドリックのドライバ−も降りました。なんてことない、若いサラリ−マン風の男です。ネクタイしてます。

ま、逢い引きですな? しかし私の目を引いたのは、その二人、二言三言挨拶を交わすと、そそくさとフェンスの外へ出て

クルマの影へ隠れる様に移動した事です。そこは結構な高所にあるので、フェンスの外は崖と言うか、急斜面です。

ただ、フェンスと斜面までは 2・3m の ” 踊り場 ” があり、絶景を眺めるのには最適なのです。二人はフェンスに腰掛け、

景色を眺めて居りました、” 手を繋ぎながら ”。

 ” お姉ちゃん ” と言う割には着飾ってなく、若者の方も仕事の合間っちゅう感じです。そしてワザワザ人気の無い

駐車場 ( coji、カウント外 ( ; _ ; ) ) で、逢瀬を楽しむ・・・。生臭い感じを抱くのは、私だけでしょうか・・・。

野暮な事は申しますまい。そう思った私は、そそくさと帰り支度を始めるのでした。

後は皆様で想像し、お楽しみ下さい。

 

 

 

 

 

 来た道を帰ったつもりがしっかり間違えて、倍の時間を要した事を告白致しましょう・・・。

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

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〈その33〉 温故知新 ( '04.  6.18 )

 

 ツアラ−に乗っていながら私、今更ながら ” ツ−リング・マップル ” を買いました。関東甲信越編です。 

だからどうって事はないのですが、翌日に伯母の四十九日法要を控え、[ 今日は少し走っとくか ]っちゅう事で、

出発です。

 どうしようか迷った挙げ句、若かりし頃に巡った山々を見に出掛けました。

友人が新車 ( クルマ ) を買うと、” 試乗会 ” と称して出掛けた場所、浅間山・白根山です。

 圏央道から関越道、藤岡JCTから上信越道へと分岐します。

交通量はほどほどで、私は 130km/h で快調に走っていたのですが、その私を余裕でブチ抜いて行くクルマ

の数々。殆どが、ワンボックスなどのファミリ−カ−です。助手席に彼女や奥方を乗せ、後ろの席では子供らが、

ワイワイ ガヤガヤとやっています。一家揃って、160km/h ですか・・・。まぁ、性能が上がったって事でしょうかねぇ?

死ぬ時は一家総出なので、寂しくはないのでしょう。父さんだけ、地獄行きだったりしてね?

 佐久PAで休憩して居りました。予想以上のカンカン照りを恨めしそうに眺めながら、コ−ヒ−なんぞを飲んでいた

ので御座います。観光の一団が、休憩からの帰りでしょうか、バラバラと、私とマシンの前を通り過ぎます。

その中のオジさんが、腕組みをしながらシゲシゲとマシンを眺めています。連れの若者も、付き合いで立ち止まって

いました。

お:『 これ、乗りだしでどのくらいなんすか?』 (^_^)

若:『 ○○さん、そんな事訊いちゃ失礼ですよ・・・ 』 (=_=)

C:『 ハハハ、いいんすよ。コミコミで、240 ってとこですかね 』 (-_-;)

お:『 に、にひゃくよん・・・?』

C:『 今やクルマに、ロマンは持てませんからねぇ・・・。それじゃ、ファミリ−セダンしか買えないでしょう?

したら、安いモンですよ!』 (^-^)

持論、大爆発です。聞いている目を見て、全っ然、同意を得られていない事は分かりました。

 若:『 ホラ、○○さんバス・・・みんな待ってますよ!お邪魔しました〜 』

C:『 いえいえ、お気を付けて 』 (^_^)/~

お:『 あ、アハハハ・・・アンタもねぇ〜 』 (^^)/~~~

等と言いつつ支度を始める私の背後に、” GS ” がやって来て停まりました。互いにチラッと見やり、それぞれ

無言です。メットを被り終えた私は、会釈しました。受けて相手も、返します。よっそよそすぃ〜〜っ!

 

 近くに住んでいながら初めて来ましたが、上信道って結構、山間を行くんですね。

なんて事を考えながら走って、インタ−をひとつ降りそこねました。佐久で降りるつもりが、その先の小諸まで

行っちまいました。トホホ・・・

 出口で料金を払い、ちょっと先で地図の確認をして居りました。

すると、今度は私と同型の色違いと、CB の二人連れがスルスルっと前に停まります。あちらもル−ト確認。

チラチラとこちらを見ながら、コソコソ言ってるのが分かります。しかし私はそれどころではなく、カ−ナビと違って

方向を示してはくれない地図を、北や南とひっくり返し格闘してましたよ。

去り際に、ホ−ンを一発と会釈します。二人は手を挙げ、応えてくれました。

旅の男同士、ベタベタしちゃあいけません。

 ノロノロ流れる中軽井沢 R18 を途中で折れ、R146 を走ります。

一部に石畳の場所なんかもあり、観光バスの後ろで [ 懐かしいなぁ・・・ ] などと、感慨にふけっていたので

御座います。良く見りゃ路肩やセンタ−ライン沿いには、火山灰が細かくなり堆積しています。油断はなりません。

いつぞやの二の舞に、なりかねません。

 バスは調度いいペ−スで走ってくれるので、イライラしないで済みました。登坂路が現れると、すぐにそちらへと

移動してくれました。そうこうしている内に、料金所に到着です。” 浅間白根火山ル−ト ”。自二車、¥400。

 見晴らしのいい場所で、一休み。

生憎とガスってましたが、浅間山の勇姿がお分かり

でしょうかね?

 

 

 

 

 

 

 

 上の PHOTO から左にパンしたのが、これです。

浅間山のすぐ麓を、2km 程のストレ−トが走っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 [ ブッ飛ばしたんだろ?] ですって?

んな、無粋な真似は致しません。すぐ脇では、軽自動車の外にカメラの三脚を立て、浅間山を狙う老夫婦とかが

居るんです。ソッと押しながらその場を離れ、投げキッスと共に立ち去りました。

 続く ” 日本ロマンチック街道 ” を通り、長野原、裏榛名へと向かいました。

恐らくここが、” 頭文字 D ” のホ−ムコ−ス。やや広目のワインディングには、黒いタイヤ痕がビッシリです。

センタ−ポ−ルなど無いので、皆、やり放題なのでしょう。

 高崎まで出た私は、実家の脇を後ろ髪引かれつつパス。

自戒の念を込めて、下道で帰りました。案の定、熊谷市内で夕方渋滞です。” 低速マスタ− ” の私は、耐えましたよ、

歯を食いしばって。

 この日の走行距離、400 km 弱。ボロボロで帰宅。

でも、気分は爽快。ああ、そうかい・・・(=_=)

 翌日は、伯母の四十九日法要で福島は須賀川まで。母親を途中で拾ったので、往復 600 km 程になりました。( ; _ ; )

合わせて、二日で約 1000 km。生まれてこの方、こんなに走った事は御座いません。よく雑誌のインプレッション等で

” 一日で慣らし ” なんてありますけど、普通のサラリ−マンで良かったと、思いましたね!

 

 ” K1200S ” 情報をひとつ。

 

 

 

 

 

 

 

[ こんな色もあるんです ] バ−ジョン。

 

 

 

 

 

 

 

 これは、フロントの PHOTO。

” テレレバ− ” は進化してフロントフォ−クが無くなり、理解不能

になりました。(-_-;)

多分、凄いんでしょう。

 

 

 

 先頃、BMW 購入を検討されている方より、メ−ルを頂きました。

よせばいいのに長々と、” 蘊蓄 垂れ造 ” してしまって恐縮です。S 様、無事マシンをGETされ、ツ−リングのお誘い

お待ちしています。(^_^)/

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

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〈その34〉 灼熱地獄! ( '04. 8. 8 )

 

 ついに行って参りました、”ハ−レ−ファミリ−EXPO”(in さいたまスタジアム)。 

最初の機会、起きるのが遅く気力が萎える。次回、行く途中にクルマが故障、その足でディ−ラ−へ。

そして今回、満を持しての決行です!

 いやぁ天気が良く、カンカン照りでしたからねぇ・・・嫌な予感がしたんですけど、やっぱり暑くて死にました。

スタジアムに着いた時点で、車載の温度計は ” 外気温 36°” の表示。なんつっても車載ですから多少は

オ−バ−なんですけど、今日ばかりは掛け値無さそうです。ゲ−ト入り口に待機している救急車も、郷愁を誘います。

 敷地内を、イベント会場まで歩きます。思わず救急車に乗り込みそうになりますが、気を取り直して我慢の子です。

スタジアムの外にも細かく仕切ったピッチが有り、超人達がサッカ−に興じていました。今年は暑すぎるんで ” 代表 ”

を辞退しましたが、こう見えても私、サッカ−プレ−ヤ−なんですよ!・・・・・・・・。死にたくないんで、先に行きます。

 

 ハ−レ−・ジャパンは色々な催しをやりますが、” ファミリ−EXPO ” は、近隣のディ−ラ−が集まる試乗・商談会

です。各店自慢のカスタムなんかも、展示してあります。当然ながらパ−ツ類は、ジャパンお墨付きの ” 法規適合品 ”

です。

 ハ−レ−と言えばカスタム命ですが、巷で見掛ける ” ならず者 ” の大半は、格好だけの違法改造が ” 多い ” 様です。

非合法だからスグにどうのと言う事は有りませんが、ま、違法は違法ですし、メ−カ−の設計想定外の部品の訳です。

改造をコンプリ−トとして型式申請すれば別ですが ( 中には、そう言うチュ−ナ−もいます ) 、殆どはケツをまくる腰抜け

です。” オウン・リスク ” と言えば聞こえはいいですが、家庭を持ったいい大人の ” アウトロ−” は、自分の子供にどう説明

するのでしょう。最近ではジャパンもそれに気づき、” 合法チュ−ン ” を前面に打ち出しています。外車販売量 日本最大

のメ−カ−として、いよいよ黙認が出来なくなって来た様です。それでも本気でやりたいアウトロ−は、どうぞアメリカへ移住

して下さい。そんなリスクを犯す必要は無く、持って歩くのが嫌んなる程立派な純正カスタム・カタログが、今では用意されて

います。但し、お金が幾ら有っても足りないので、家族にとっちゃあやっぱり、アウトロ−ですね。

 或るディ−ラ−製作の、V-RODカスタム。

ビキニ・カウルが目立ちますが、それ以外のも色々付いて

ます。

 

 

 

 

 

 

 

 実車で初めて見ましたが、こちらブル−のV-ROD。

同色のサドル・ケ−ス付き。上面のメッキが泣かせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして私がイチ押しの、” ロ−ドキング・カスタム ”。

え? ” いつから押してたんだ ゴルァ!” ですって?

ま、細かい事はイイじゃないっすか。ゴッツイのが

好きなんです。

 CMで高橋 ○典が乗ってたアレの、新しいモデルです。

車両重量 345kg。死ねます・・・。

 

 

 

 

 で、色違い。しつこい?

メ−カ−・サイトに載ってるが、この色ですかね。

実車で見て、私は上の色がいいです。

いいからって、別にどうこうしようってんじゃありません。

言っただけです・・・。

 

 

 

 

 

 更に、色違い。

但しこちらは、サイトの ” カスタム例 ” で紹介されている

仕様。カスタムパ−ツ色々、スペシャルなデコレ−ションも

されています。

 

 

 

 

 

 

 乗りましたよ・・・炎天下の中ヘルメット被って。

老若男女の勢いに圧倒され、実は午前の部 ( エンジンとスタッフを休ませる為、休憩が入ります ) は

見送りました。( -_-; )

 午後になって早々に並んだのに、私の目の前で午後の

休憩。( T_T )

強烈な日射しに滝汗を流しながら、フラフラしながら撮った

のがこのPHOTOです・・・。

 

 

 

 

 

 

 いやァ、どんなイベントでもハ−レ−系は、女性が多いですね。

どう見ても ” 旦那にシブシブ付いてきた奥方 ” と言った風情の熟年夫婦の奥さん、いそいそと ” スポ・スタ ” なんかに

跨って走ってましたからね。これは、若いカップルでも同じ。タンデムで彼氏にしがみ付くなんて人は、むしろ少数派です。

ハ−レ−も Buell も、女性ユ−ザ−の獲得には力入れてますからね!

 

 そんなこんなで今回も、無事に帰って参りました。

人命に拘わる暑さなので暫くは大人しくしているつもりですが、私もこのままでは引き下がりませんよ。

更新が無かったら、引き下がらなかった結果死んだと、思って下さい。

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

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【番外編】

〈その35〉 こんな私もバスに乗る ( '04.10. 1・2 )

 

 え〜・・・、生きてます。

ただ、余りにも暑かった・・・。例えば炎天下、メッシュ・ジャケット着てバイクで乗り出すワケですよ。

走っていればまだしも、信号待ちなんかではラジエタ−のファンは回りっぱなし、そして蒸籠と化すメットの中・・・。

死ぬんです・・・。血圧・・・上がります、マジで。いい年して・・・汗疹、出来ます。腰と背中は、まあ地道にリカバリ−

してますんで、何とかなってます。ってなワケで、 ” 夏 ” の間は大人しくするとして、 オ−タム・コレクションに

全てを懸けます。

 一人、気を吐く Shinku の為に、自身からの投稿写真を・・・。

何が言いたいんでしょうか? フロントのスタンドの

ことでしょうか? バイクが直立するのが、そんなに

嬉しいんでしょうか?

ハイ、次!

 

 

 

 

 

 10月1・2日 と、社の旅行へ行って参りました。

行き先は、未だ夏の匂いが残る、” 南房総 ” ですぅぅ〜〜っと!

 関越・外環・首都高・アクアライン とかなんか

色々乗りましたね、ハイ。

 恒例、サロン・バス後部座席の ” マッタリ風景 ”。

日頃の鬼やカリスマ達が、朝日を浴びながら酒宴です。

 

 

 

 

 

 

 後席の若者を騙し、何やら胡散臭い商売をしている

” Shinku ”。結構、若作りでしょ? イイ男なんですよ!

こんな顔して・・・あんな事をするなんて。

 

 

 

 

 

 

 

 ” そして、こうなった ” の図。

飲むだけ飲んだら、やがてこうなるんです。

 首都高の渋滞に揺られ、最早、膀胱はパンク寸前!

地位や名誉やあらゆるものを捨て、仲良く ” 連れション ”。

 

 

 

 

 

 

 途中、南房総の玄関口 ” 鋸山 ” で、肉体の限界に挑戦!

山頂近くの駐車場までバスで行き、三々五々、散策とシャレ込んだのですが・・・。

ガイドさん:『 あの・・・トイレは、下の大仏さんのトコなんですが・・・ 』

一   同:『 マっジかよ〜〜〜!それ、早く言ってよ!!』

皆がブ〜ブ〜言うのも、尤もなんです。網の目の様な石段が張り巡らされている、鋸山。所々に仏様が祀ってあり、

さながら巡礼をしている様な風情なんですけど、その階段、一段一段が高く且つ急勾配で、私の様なアスリ−トでさえ、

手すりに掴まらなければ怖くて降りられません。で、その大仏さんなんですけど、つづら折りをバスで上がって来た分と

おんなじだけ、下りた所にあるんですぅぅぅ・・・。

 当然ながら膀胱パンパンのロ−ド・ウォリア−達、早々にリタイアし、途中の石段脇でまさかの放尿!

背後を行く妙齢のご婦人方に、とんだお宝を拝ませてしまったのであります。でもね、ほんっと、キツイんですわ。

木々は鬱蒼としてるんですけど、石段の上つまり、経路に沿って開けてるんです。当日はカンカン照り。

秋の装いが多い我々は、ほぼ全員が死にかけました。

 次いで房総の楽園、” 鴨川シ−ワ−ルド ” へ!

この手のアミュ−ズメント・パ−クでは、草分け的な存在です。鋸山でボロボロになった足を引きずりつつも、

イルカ・アシカ・シャチなどの可愛い仲間達の妙技に、涙してしまう私なのでした。

調子に乗って、携帯灰皿とボ−ルペンを GET してしまいました。

 

 そしてお宿の、” 鴨川グランドホテル ” へ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 部屋に入ってまず驚いたのが、太平洋に面した

部屋からの展望!

(左)

 

 

 

 

 

 

 

 

 壁一面に開けた窓から見えるのは、遮るものの無い

水平線。

(真ん中)

 

 

 

 

 

 

 遠くに見えるのは、観光船か貨物船。

行ってみたいな、よその国・・・。

(右)

 

 

 

 

 

 

 

 心地よい海風を身に受けて、風呂に入るのも忘れ、” いいな いいな、住みたいな ” の連発。

暮らしている方々には色々な苦労もお有りでしょうが、エセ旅人には、この世の楽園に写ったので御座います・・・。

 クリエ−タの中には、景色のいい所で暮らす人が多いと聞きます。

ギンギンギラギラの頃は都会暮らしがいいんでしょうけど、下り坂の年代に入ると、枯渇しそうな自らに恐れおののき、

再び揺さぶってくれる何かを求める。それは人や物ではなく、自然の中に身を置くという行為。こんな所に住めるのなら、

次から次とイメ−ジが湧き、一日中だって物が書ける。そんな錯覚を覚える私なのでした。

・・・宴会・バカ騒ぎはど〜でもいいので、割愛します。

 翌朝。

波の音も心地よく、昨晩、早々にリタイアした自分の

年を感じつつ、海風に頬を嬲られ目を覚ましたのでした。

 

 

 

 

 

 

 

 海釣りをしている人もチラホラ。

私だって、したくなりましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホテルの中庭を、パチリ!

風情があるでしょ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 時間が迫り、振り返った空があんまり青かったので、

又、パチリ。お上りさん御一行、でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここ鴨川グランドホテルは、いい所です。

秀でた物は無いけれど、隅々まで手入れが行き届き、一切、失望させません。興ざめの施設が多い中、従業員さん達の

働きを含め、星、五つです!

 

 アクアライン、” 海ホタル ” と渡り、我々は横浜の中華街へと。

海ホタルは・・・、施設が大きくて、ドコがどういう感じでホタルなのかイマイチ、ピンと来ず、” ピ−ナッツ・ソフトクリ−ム ”

の印象しか有りません。

 ジャン!

中華街・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 なんでも、テレビで紹介されていたとかで、道行く人々の視線を一身に浴びて

いたのが、何とかって店のこのセンセ! 凝視している様に見えるかも知れませんが、

アレは模様で、取り巻くギャラリ−を物ともせず、お昼寝の真っ最中。

間違いなく、この日の一番はこのセンセです。

 

 

 

 

 

 

 行った店が大したことなかったのか、さほど感激するヒマも無く、急かされる様に昼食、終〜了っ!

どの人が中国か日本か分かりませんでしたが、微笑む余裕が無かったのかな? 給仕の人達。

帰って来てから私、会社御用達の中華屋さんへ行った事を告白しましょ。いや、相方への ” 償い ” なんですけどね。

そして・・・

 買っちゃいました!

店の中、お面の前で迷う事、15分。誰に背中を押される

事無く、自らの意思で買ったんです! !

こんな自分を、褒めてやりたいでっす!!!

 さすがに、これ被って通りを歩く器量はありませんでしたけど、

バスに乗り込む時、お面装着!一番最後を狙い・・・っと、

旅行社の添乗員さんから ” 待った ” がかかりました。

[ ヤベっ、いい年して怒られるのかよ・・・ ]

ナント、バスの横にそのまんま立て、と仰る。

たった一人の記念撮影です。

母さん、あの写真・・・何処へ行っちゃったんでしょうね・・・?

 

 

 

 

 

 

 前が見えづらいので、ヨチヨチ歩きでバスに乗り込みました・・・。

庶民達は、” 誰だ?誰だ?” の大合唱! その内、こんな事をやるのは私しかいないと皆、気づき、大爆笑の渦です。

[ ホントに買ったんだ・・・ ] などという声を聞くにつれ、若干の後悔を感じつつ、今回の旅行は大団円の内に幕を閉じた

のでした。これはひとえに、私のお陰です。

 

 更に・・・

 大人の選択!

ルノ−・カング〜 ” 1.6 ℓ、5 人乗りの商用車ベ−ス。

 バイク・ライフなんて、一般的な中年から見れば

アグレッシヴな事やってるんで、クルマくらいは地道に

行こうと思い、前愛車のロ−ン終了を以て買い換えました。

 初めてのおフランス車!

商用車ベ−スだと思って舐めてかかると、良く走るんで

ビックリします。何て言ったらいいんすかね?

乗り心地は良いのに、1.81m とタッパがあるのに、

 

交差点曲がってもロ−ルしないんです。我が国よりも市街地の法定速度が遙かに高いおフランス。そこで、ガンっガン

使われる商用車。ヤワな訳はありません。

 見てるだけの段階では、単なる気まぐれ、初めてワン・ボックスに色気を感じた頃の、あのワクワク感しか

無かったんですけど、試乗してハンドリングが気に入り、決めちゃいました。これでい〜っぱい、お弁当売るぞ!

って、売ってねぇから・・・。

 

 次回は、水面下で進行中のカスタムのお話でも。大した事ありませんが、精一杯やってます!

尚、人物以外の風景写真、ご要望とあらばご自由にお持ち帰り下さい。

連絡、不要です。直リンだけは、ご勘弁を。

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,323,055 (交通費及び燃料代は除く)


〈その36〉 GM さん 再登場! ( '04.10.23 )

 

 ようやく、涼しくなって参りました。

ロ−トル二人で何処かへ行こうという事になり、GM さん、登場です。

 私は、所用で朝から出掛けた為、11時に集合予定でした。が、予想より早く自由になったので、連絡して

みると・・・。よせばいいのに、早朝から ” 老人テニス ” の真っ最中!人妻の股間を目掛けて、スマッシュの

連打だった様です ( 推定 ) 。念入りにシャワ−を浴びたそうで、落ち合った時にはスッカリ、ヘベレケ状態なので

ありました。

 なのでイマイチ気合いが入らず、予報に反して雲行きも怪しくなってきた事から・・・

『 近場で済まそっか? 』

と、言うことになり・・・

『 了ぉ〜解ぃっ! 』

と、私もアッサリ、軍門に下るのでした。(-_-;)

 人妻を思い出し、私のマシンのミラ−をかじる GM 氏。

どうかしてます・・・狂ってます、ハイ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 国道 299 号に出るまで、ちょっとした脇の峠を通ります。

台風後だからなのか、道の所々を湧き水が濡らします。コ−ナ−の途中でそんなのに遭遇すると、落ち葉と相まって、

私ぁビクビクもんでしたね、ハイ。そこは ” ワインディング・スペシャル ” CBR 600RR を駆る GM 氏。華麗なフォ−ムで、

ヒラヒラとコ−ナ−をこなします。299 号に出てから乗せてもらいましたけど、オッソロシイ程、エンジンが回るんですね、アレ。

私が自車で、いつもコ−ナ−と感じている道は、CBR で走ると ” ちょっとしたカ−ブ ” ですわ。これ、ず〜〜っと乗ったら私、

死ねます!。氏、曰く・・・

『 アンタのクルマ、楽チン! 乗せられて、ビュ〜っと行っちゃう感じ。これなら、長距離移動は楽だわ・・・ 』

 私のマシン、ブレ−キは前・後連動のABSが付いてます。” ヤバイ ” と思ったら、何にも考えずにレバ−かペダルを

引けば、ほぼフル・ブレ−キング出来ます。CBR を駆りながら、暫く経ってからその違いに気が付いたマヌケな私。

[ イカン イカン、うっかりブレ−キングすると、ロックさせるかも・・・ ]

途端に、腰が引ける私なのでした、トホホ。

 そうこうしている内に・・・

道の駅 果樹公園あしがくぼ ” に到着。

それぞれが、それぞれなりの疲労感で弱・虚脱。

食事も摂らず、ボ〜〜ッと一服しておりました。

 

 

 

 

 

 

 ホントね、天気が悪いんですわ。雨こそ降りゃしませんけどね、雲行きがスカッとしないんですよ。

なので、来月、11月14日(日)に参加する ” BMW 1day タンデム・ツ−リング ” の手続きに、前線基地である八王子の

ムラヤマモ−タ−ス ” へ。” 鎌・プリ ” で、ランチですぅぅ! 参加費 \ 3,800。雨天決行・・・。

タンデムしませんけどぉ、GM さんも ” 逝く ” っつってますしぃ、初めての同好の士の集まりなんです!

いいんですっ、ソロだって!! ヨソヨソしいので有名な BM 御一行。大丈夫、GM さんの面倒は、私が見ます。

 

 手続きを済ませ私は、カスタム・パ−ツ 第四弾 (爆) を入手!

 標準装着のタイヤ、” METZELER ( メッツラ− ) ” のステッカ−。

計 \ 1,607 ( 税込み )

 

 

 

 

 

 

 

 

 早速、貼っちゃいました。ステッカ−・チュ−ンです (空爆)!

これでコ−ナ−リングスピ−ド、5 キロは UP です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 え〜・・・、第五弾・六弾も控えてますので、お楽しみに!

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,328,462 (交通費及び燃料代は除く)


〈その37〉 覇者・・・ ( '04.11. 6 )

 

 朝、起きると、雲はやや多いもののまずまずのお天気!

翌週の ” 1Day・タンデムツ−リング ” ( 良く見りゃ、” タンデム ” ) に備え、ウォ−ミングアップせなあきまへん!

と、言う訳でGM さん、呼び出しです。

 例によって ” サタデ〜・テニス ” の御大、その執念の基 (-_-;) が今回、判明致しました・・・( 後述 )。

その後、お子さんの用事を片付け、昼の天辺に多摩本部へ集合。二人して相変わらずの、ロ−トル時間ですわ。

 私が行った事がない箱根方面へ・・・の予定でしたが、今からじゃ時間的に無理。

奥多摩から塩山方面へ、” 行けるトコまで、気力が続くまで ” で、紅葉見物に出発。殆ど渋滞も無く、いつもの

駐車場で一服。

 バイク連の数は少なく、観光のクルマが多かったです。

当たり前ですな、観光地ですもんね。

 それだけに皆、慣れていないのか、この駐車場内が

一番危険です。犬と一族を引き連れ、クルマやバイクの

前を平気で横切る一家。二輪スペ−スの前に、堂々と

クルマを横付けするオヤジ。まぁ、トイレのすぐ横なんで、

分からなくもないんですけどねぇ。助手席から奥さん、下腹を

抑えながら飛び出して行きますから。で、奥さんが戻ってから、

オヤジにチェンジ。その間、バイクを出す事が出来ません。

 

ま、一服しながらダベってたんでいいんですけどね? 当然、停まった瞬間からガン飛ばしですよ、GM さんが・・・(^O^)。

 GM さんがトイレに行っている時のこと、照れ隠しにオヤジ、話し掛けて来ました。

オ:『 い、いいバイクですな? なんと言うんですか? 』

C:『 アンタ、警察か? 』

オ:『 ・・・ 』

C:『 それよりな、ワシ等のバイク、通せん坊かいっ!』

オ:『 い、いやいや、スグにどかしますっ!』

C:『 逝ってヨシっ!!』

( 以上、イメ・トレ )

 

 GM さんが手加減してくれたので、ほどほどのペ−スで気持ちよく流します。

通行量が少ないのでクルマにもバイクにも急かされる事無く、ワインディングを堪能です。

 そうこうしている内に、峠の茶屋に到着。

ここから下れば、勝沼方面へと出ます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 この日、峠の最速ラップを出した後の私の勇姿。

コ−ナ−のひとつひとつを思い出し、感慨に耽りながら

” 手放し放尿 ” の真っ最中 ( ウソ )!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、我らが GM 氏。

ナイス・ミドル!

ナイス・ミドルの訳は、この後明かに。

 

 

 

 

 

 

 

ピンボケで、スンマソン・・・。

 

 こんな写真を撮ってる時点で、既に時計は 3時近く。このまま行けば、遭難します。

本日、これにて終了! ヨチヨチと、来た道を引き返しました。

 往路で立ち寄った駐車場で、老獪さ丸出しの一服!

G:『 いやいやいや、テニスでさ、久々に若いムスメと話したよ 』

C:『 ほうっ!( やはりな・・・ ) 』

G:『 で、よくよく訊いたらさ、「 来年、成人式なんですぅ 」 って、十九かいっ!ってな感じ 』

C:『 家の姪っ子、十四・・・犯罪じゃん・・・ 』

これが、動機です。

 そして、こんなホンネもチラリ・・・

G:『 いやぁ、運動の後だとさ、このマシンじゃ辛いわ 』

C:『 カッ飛び系、だからね。しょっちゅう、そう言うモ−ドじゃぁないし・・・』

G:『 あと何年かしたら、買い替えかな?』

C:『 ま、生きてたら、ね・・・』 

秋の日はつるべ落とし。哀愁漂う、駐車場でした。(=_=)

 

 さて来週は、待望の ” 参加型ツ−リング ”。どうなりますやら・・・

そして そしてのプチ・カスタム、パ−ツが入庫せず進んでません。(T_T)

更にその翌週、会社の Goose 主催 ( ○ク○カ・バイク愛好会 ) 、モトクロ・ごっこ大会。Goose のボス、一気さんの

酔拳、炸裂かっ! お願いです、行きから呑まないで下さい。<(_ _)>

乞うご期待!

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,328,462 (交通費及び燃料代は除く)


〈その38〉 時代は、パ−シャル! ( '04.11.21 )

 

 ええ・・・

20日の ” モトクロ・バトル ” は、前日の天候不良と料金の高さ( ≒¥15,000 ) から、私と GM 氏 揃って辞退、

致しました!・・・・・・・・・・・。(-_-;)

ま、泥んこになってまでヤリたくない、と言うのが正直なところでして、やっぱり我々は ” ロ−ドの人 ”、なんですねェ・・・

ねェ? GM さん!・・・そして、スマン、Goose!<(_ _)>

我々は、” ロ−ド・ウォリア− ” なのだよ! ねェ? GM さん!

 

 ハイ、寝言はこのくらいにして、” ロ−トル軍団・秋の陣 ” です。

ま、早い話が、この間のリベンジですぅ。” 前回、引き返した地点から、更に先まで行ったろうじゃないか!” っつう訳です。

 気合い、入ってますよぉ、今回は。釣り○チと見まごうばかりの 5 時起き、7 時集合・出発です。が、 GM さんの勇み足で、

6 時 50 分にはもう、走ってましたね。(T_T)

当然ながら、道中はガラガラ。が、そこは奥多摩、我々の

何倍も気合いの入ったバトラ−達がチラホラ。

私の為にペ−スを抑えてくれている GM さん共々、手練れの

方々に嫌っちゅう程、ブチ抜かれて行きました。( ; _ ; )

朝日をバックの、” ナイス・ミドル ”!

まずは、いつもの駐車場で一服。

 

 

 

 美しい紅葉の中、快調に飛ばします。

エライ勢いでカッ飛んでいらっしゃる手練れの方には道を譲り、ヘアピンでは遙か手前で一時停止して大型トラックを

やり過ごし、運ちゃんと サム・アップ!を交わしたり、そりゃあもう、やはりこの日の最速は、私なんですよぉ!

・・・・・(T_T) 

 あっという間に、峠の茶屋に到着。

先に行かれた手練れの方達が、何人かいらっしゃいましたね。放尿・排便、色んな事をして、さあ行くぞ、と・・・

な、ナント、手練れの方達は先発で、同じ マス・ツ−

の集合場所なのでした・・・。

これまた、あっという間に囲まれ出るに出られず。

が、そこは我々 ” ナイス・ミドル ” の ” ロ−ド・ウォリア− ”

( だから何者なんだ!)、いつもより多く放尿したりして

時間を潰しましたね、ハイ!

 

 

 

 

 笑い話をひとつ。

ご覧の駐車場、手前側が緩やかな下りになっています。ツ−リング部隊が去った後、さて我々も出発と相成った訳です。

観光に来た一般の方々が、話し掛けて来ます。

氏:『 こ〜れで、何CCですか?』

C:『 1200っす!』

氏:『 車重なんて、どのくらいあるんですか?』

C:『 乾燥で、297kgっす!』

氏:『 へえェェェ!・・・・・・』

C:『 ま、アタシなんか、乗る一年前からジムで鍛え上げましたよ!』

この後、蘊蓄・講釈ひとしきり・・・。

C:『 じゃ、アディオス!』

身支度をして、バイクを下げる私・・・。

C:『 フンッ!』

50 cm 程、動く。

C:『 ハアァァァッ!!』

マシン、ここで微動だにせず。

涙目で GM さんを見つめ、” ギブ ” のサイン。笑い転げる GM さんに、引っ張り上げてもらいましたとさ!(T_T)

でもでも、前回は私が引っ張った様な・・・。ま、いいや、聞かなかった事にして下さい。

 

 やはりバイクは、美しい景色の中、パ−シャルで流すのが気持ちイイですな!

木々の色づき、風の薫り・・・。世が世なら私は、馬に跨る ” 騎馬侍 ” ・・・。あ、飲んでませんよ?

ワイナリ−や果樹園がイ〜ッパイある中を走って来ましたけどね? ロ−トル軍団は、前半のワインディングで

ヘベレケ。特に土曜テニスの GM さんは、両の肩に疲れが溜まっている様です。

 いつもそうですけど、そんな調子で走ってると、昼飯なんてど〜でもよくなっちゃうんですよ。

C:『 あっ、” 藍○ ”!』

[ ダメだっ!・・・ 駐車場が裏手、バイクが心配・・・ ]

G:『 おっ、” 吉牛 ”!』

[ アカン・・・今、牛肉あらへん・・・ ]

” じゃ、次のコンビニで・・・ ”

かくしてコンビニでパンを頬ばった二人は、いそいそと帰途に就くのでした・・・。( ; _ ; )

 

 なんと、今日が高速デビュ−と言う GM さんを

励ましつつ、大月IC から中央道へ。

 GM さん、80 〜 90 km/h とパ−シャルです。(T_T)

ファミリ−カ−に、片っ端から抜かれました。これは仕方ないですね。ス−パ−スポ−ツとツアラ−じゃ、受ける負担が

全然、違いますもん。私? その速度域では、クル−ジングです。” ダンディ− ” ですから、ハイ! 葡萄畑を眺めながら

走っている時とおんなじ気分でした。脇道や対向車が来ないだけ、全っ然、余裕ぅ〜っ!

談合坂のサ−ビスエリアで黄昏れる GM 氏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イイ天気です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポッカポカですわ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 八王子IC で GM さんと別れ、私はマシンのベ−スキャンプである ” 村山モ−タ−ス ” へ。

実は、あるカスタムパ−ツを注文していたのです。漸く、カスタムと言っても恥ずかしくないパ−ツです。

まあ、チャキチャキのライダ−から見れば、[ な〜んだ、んなもん!] と言われるでしょうが、” 雌伏・野望編 ” にある様に、

こんな感じになるまで苦節 7 年なんですよ、私。自分のマシンを手に入れ、アレやコレとイジってみる。何度、夢見た

事でしょう・・・。(*^_^*)

動研 カ−ボン・インナ−リアフェンダ−

工賃・税込み \ 47,985

 ス−パ−スポ−ツなんかでは最初から付いているものも

多いですが、リアのアクセントとしては、これですなぁ。

男一匹、10 回払い!

ハイっ、次!

 

 

 

 

YUPITERU ” レ−ダ探知機 BR-11 ( バイク対応 ) ”

税込み \ 27,300

 実は私、夏にスピ−ドでパクられたんです。

関越で、オ−ビスに! しかも、クルマで・・・。

付いていた探知機が古くて、新型に反応しなかったんです。

47 km/h オ−バ−、一発免停ですぅ。( ; _ ; )

安全講習と検察呼び出しで二日、潰れました。(T_T)

ま、違反をした私が悪いんですけどね?

罰金、7 万円でした・・・。(T_T)(T_T)

 

てっきり、バイクの時が危ないと思ってました。

 で、コレです! ピンボケで、恐縮です。

全天候って感じじゃないみたいですけど、バイクでの使用を前提としています。左側のマイクをマジックテ−プでメット内に

付け、ジャックでジョイント。本体は、ハンドルがパイプだったらそこに取り付けてもいいですし、ポケットに仕舞う事も出来ます。

感度は、良好です。反対車線のオ−ビスにも反応します。ソ−ラ−バッテリ−ではないですけど、6 時間の充電で、120 時間、

連続使用が出来ますから、大抵のシチュエ−ションはオ〜ケ−でしょう!

 

 しかし・・・、いいように金払ってますけど、頭金も入っているとはいえ・・・

他に一台、買えますがなぁぁ・・・。(^O^)

ま、それはそれとして、日本経済は、私が回します!

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,403,747 (交通費及び燃料代は除く)


〈その39〉 リベンジ、が、その前に・・・! ( '04.11.28 )

 

 ” 鳥、メットに激突!” っすわ、いやマジで!

 土曜は、Shinku を保護観察し、八王子の コクボモ−タ−ス バッテリ−チャ−ジャ−を買いに出掛けました。

税込み \ 8,400 。特に何つう事はないんですけど、2 年目ですし季節柄、ね!

 

 明けて日曜。

直前まで行き先を決めず・・・と、言ってもやはり、心にわだかまっているのは、2 月の転倒です。

あれ以来、私の左手には、” 祟り神 ” が宿ってしまいました。ココ一番、左コ−ナ−で腰が引けてしまうのです。

曲がっている最中、左手からはあの ” ワシャ ワシャ ” がはためくのです。こうなったらあの杜のあのコ−ナ−へ

行き、” シシ神 ” とバトるしかないじゃあ あ〜りませんか!

 と、言うわけで、碓氷峠でリベンジとシャレ込みました。

が、そこは古の神々のこと、往路から仕掛けて来ましたね。微風・快晴の関越道を、例によってパ−シャルで

走っておりました。本庄・児玉 IC と上里 SA の中間に差し掛かった時です。目の前に何かヒラヒラっと舞ったかと思った

次の瞬間、メットのシ−ルドに ” 鳥 ” がぶつかって来たんすよ! いやぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

衝撃と走行風で、上半身、持って行かれましたね。幸い、ニ−をキチッとホ−ルドしてたので、常人離れした腹筋と

併せて事なきを得ましたけど。

 鳥の方は、か〜なり痛かったハズです。何の鳥かは、分かりません。ただ、ぶつかる刹那、開いた羽と飛び出した目玉、

” あっ!” って感じに開けたクチバシが見えたんです。いや、痛いじゃ済まないかもしれませんね。

合掌・・・。

不思議と、動揺は無かったですねぇ・・・。

周りのクルマに対して、恥ずかしかっただけです・・・。(-_-;)

いそいそと、上里 SA へ駆け込みます。

実害はナシ。

← 鳥を偲ぶ下半身。

 

 

 

 

 

 

 

 上信越道を松井田・妙義 IC で下り、R 18 を一路、碓氷峠へ!

えぇ〜・・・、前・後にクルマ、居ません。浅間山の噴火で火山灰が積もってるって噂もありますし、不気味っす・・・。

あ、気のせいです・・・。結構、下って来ます。あ、バイクも何台か・・・。でもでも、そんなくらいでは、” シシ神 ” の呪いは

解けません。

と・・・

あら?・・・

と、通り過ぎてました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

私の中であれ程大きかった存在、” 魔のコ−ナ− ” を、

一蹴ですわ。

 しかし、分かりますかね? 路面が、ザック ザクです。

うかうか突っ込むと、” クレ−タ− ” で横っ飛びします。

(^_^;)

 

 

 

 

 

カメラを左にパンすると、更に上りは続くのです。

前回は、ここからレッカ−に積まれ U タ−ン。

そして今まで、頂上を見る事は無かったのでした。

 

 

 

 

 

 

 

そして、共に乗り切った相棒。

カ−ボン・インナ−リアフェンダ−のお陰です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして そして、シシ 神が、我が軍門に下った瞬間!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見下ろす碓氷峠。

完全制覇です!

こんな写真を撮っている間に、強風でグロ−ブが

飛ばされ、プチ・登山 @ 砂だらけ。

もう来ません、こんなトコ・・・。

もう、勝ったからイイんです・・・。

 

 

 

 

 そんなこんなで、中軽井沢へ。

途中の寒暖計では、8℃ の表示。都会だったら、冬の気温ですね。風、冷たいです。上も下も サ−モ・インナ− 着けて

ましたけど、冷気が突き刺さって来る様です。

 軽井沢スケ−トセンタ− を横目に、浅間・白根火山ル−トへ。

?、前回、浅間山の写真を撮ったドライブウェイが、閉鎖されています。従業員と思しき人達が、クルマで入り口を塞いで

いる、様にも見えました。して、浅間山は・・・

tと、噴煙モクモクです。

ここでドカンと来たら、どうすんでしょ?

山肌の青い部分、切り抜いて、壁紙にしたら良さそうですな。

大パノラマ by 軽井沢。

芝生の保護の為、路肩は駐車禁止です。

ですが皆、噴煙を上げる浅間山にファインダ−を向けてましたね。

かくいう私も、パチリ!

<(_ _)>

 日本ロマンチック街道を、快調なペ−スで走ります。

” 煽る ” なんて、私には無縁の言葉ですが、前を行くラン・エボのニイチャンがいいペ−スで飛ばすんです。

必死で食らいつき、あっと言う間に渋川へ。渋川・伊香保 IC から関越道に乗ります。

 殆ど渋滞も無く、こちらも快調。

ただ途中、つきまとってくる ” セルシオ・おやじ ” には辟易です。道を譲れば、背後に付き煽って来るし、追い越し車線

に出ては私と平行に走り、ジットリと視線を向けて来ます。” 仏の coji ” と呼ばれた私もさすがに堪忍袋の緒が切れ、

ハナ先から 180km/h 超まで加速し、一気にチギッてやりました。Goose に引っ張ってもらって 200km/h の壁を超えてから、

エンジンもズルッと一皮剥けた様です。サンキュ!Goose!

 

 大人げない高速行脚を終え、ジェット・バスで腰・背中の凝りを解して今、これを書いてます。

次は、マッタリ・ツ−リングなんかイイですね?

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,412,147 (交通費及び燃料代は除く)


〈その40〉 覇者! ( '05. 2. 4 )

 

 明けまして・・・

いや、冬眠していた訳ではありませんよ? 地道に活動していたんです! 降雪時以外は、乗ってたんですから!

 去る 2 月 1 日をもちまして、” 転倒一周年 ” を迎えました。祝ってどうする? と言うご意見も御座いましょうが、

ま、” 本厄 ” 中の出来事でもありますし、後厄は用心せぇよと言う、ダンディならではの自戒で御座います、ハイ。

 

 

 で、懸案だった ” プチ・カスタム ” ・・・えぇ〜と、何弾か忘れました。

SARGENT  ” の、ワ−ルド・スポ−ツシ−ト K1200RS 用 を装着! 税込み ¥ 77,700。

” 7 並び ” で、縁起がいいでしょ?・・・ハァ・・・

 ノ−マルシ−トも、そんなに不満があったわけではないんです。ただ、その日の航続距離が 300 km も超えると、

尻と太股に付け根の辺がこう、痛いというか、ま、鈍痛ですな? 感じられる様になりました。

長時間座りっ放しで ” 尻っペタが痛い ”、そんな感じがあるでしょ? アレに似ています。西洋人に比べ、体重が

軽いせいもあるのかも知れません。

 で、交換を決意。

シルバ−のステッチと ” 玉受け ” 部分の、知っている人は知っている ” M フラッグ ” は本来、オプションなんですが、

問い合わせると同価格で OK なのだとか。が、私のオ−ダ−ミスで意図が上手く伝わらず、確認に 1 ヶ月、製作に

1 ヶ月、他の注文品との兼ね合いで輸入に 1 ヶ月、手にするまでに 3 ヶ月を要したのでした。( ; _ ; )

都度、動研さん に確認してもらったのですが、メ−カ−曰く、” 同時期の製作分のドゥカティ用には、一部メ−カ−

純正部品を使うのだが、そのパ−ツがドゥカティから入らない・・・ ” と言う、ナイスな返答だそうで、担当の方も苦笑して

居られました。

 先発の ” CORBIN ” などの ” 職人気質 ” に比べ、” 工業製品としての作り込み ” がウリなのだとか。

隅々まで見ましたが、純正と変わりない作り込みは、とても ” アメリカ製品 ” とは思えない出来 ( ブッシュ君、ゴメン ) です。

 使用感は、決してソフトな訳ではないのに尻に良く馴染み、以降、乗車中に疲労や痛みを感じた事はありません。

何より淡泊だったデザインにアクセントが付き、大変、満足しています。これで最高速、10 km/h アップです!

 

 週休 3 日を利用して行われる我が社の ” ○ク○カ・モトクロス・同好会 ” ( 他に、ハイウエイ・キング倶楽部/

ワインディング歌麿会・西多摩支部、などあり ) の誘いを蹴り、” GM さん ” と西伊豆方面の探索を予定して居りました。

団体の気品に比例したのか、件んの同好会はメンバ−不足で中止され、主宰の ” GOOSE ” も当日、合流。

 AM 9 時少し前、八王子インタ−手前のファミ・マに集合。

 GOOSE の愛車は、元、私の憧れ ” KAWASAKI ZZR 1100 ”。

いつものコンビに加え、そして、団体間の遺恨を越え集う 3 台。

ウィ−クデ−の緩やかさを噛みしめる、の図。

GOOSE、GM さんの尻陰でゴメン・・・。

 

 

 

 

 

 そして、親子ほど歳の離れた二人・・・。

GM さんの、オニュ〜の革パンとブ−ツが泣かせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 GOOSE をチャッカリ ” ツ−リング・マスタ− ” に祭りあげ、八王子バイパスを茅ヶ崎・平塚方面へと南下。

途中、幹線道路ではそこそこの渋滞もありましたが、概ね順調に流れます。軽い休憩を挟みながら、突き当たりの

” 高浜台の T 字路 ” を右へ。左手に相模湾を臨みながら、1 ・ 134 号線をクル−ジング。風は強かったですが

南の海風で、心地よいことこの上なし。西相バイパスへと突入です。

 制限速度 70 km/h のこの有料道路。覆面に気を遣いながら、GOOSE は狂気のスロットル。

が、周囲のクルマもクレイジ−で、プラス α で適度に流す私の直後を、訳知り顔で煽る家族連れなんかも居たりします。

仕方がないので、嫌々ながらのスピ−ドアップ。と、先行の GOOSE が、まさかの車線変更! サ−ビスエリアでの休憩を

思い出しての強行です。GM さんも、ギリギリ追従。 私? 一番、右側の車線に居ましたから、尤も、そういう時は

行き過ぎることに決めてるんで、泣きながらの通過です。(T_T)

 ダンディ ならではの沈着冷静な判断で、先の本線合流路で一旦、停車。一頻り、泣きじゃくって居りました。

その時点では私、そこは ” 出口 ” だと勘違いしていましたので、考えに考えましたよ。料金、払いっぱなのか、チケットを

まとめて GOOSE が受け取っていたのか・・・。何れにせよ、そんなとこにいつまでも停まっている訳にはいかないので、

何処かで連絡を取り、先で合流する決心をし発進です。

 走り出して数百 m 行くと、待避所を発見。まずはいつもの、一服です。

落ち着いたところで、携帯で連絡を試みました・・・。

 

 と、後から家来共が到着。

途中の凶行を水に流し、和気藹々の図。

そんなところに、気づいて急発進した二人を追って、

張り込んでいた白バイがスクランブル発進!

アッという間に待避所に入ってしまう二人の方を見、

” しめたっ、と思ったら、ソコ入るんかいっ!” の思いを込め、

” ニカァァァ〜〜ッ ”っと笑いながら腹立ち紛れの

フル・スロットル!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『 ウオォォ〜〜、危ねぇぇぇ! あのまま行ってたらモロ、餌食じゃん・・・ 』

冷静な私は、相模湾を左にパンし、鎌倉方面を激写!!

と、先で折り返した白バイが、意気消沈して反対車線を行きました。冷静に行きましょう、冷静に。

 

 のど元過ぎた三人衆、タ−ンパイクでの激走を敢行。

が、標高に反比例して気温は急激に下がり、” たった今、溶けてみましたけど?” 状態の濡れた路面が・・・。

基より安全運転の私は、先行する ” 反社会人 ” に迎合することなく、風景を楽しみながらのクル−ジングですわ。

と、遙か彼方へ行っていた GOOSE が反対車線を来て、手を下に押さえて ” ペ−スダウンせよ!” の合図。

すわ ” GM さん転倒そして、重体!” の報かと思う私でありましたが、何のことはない、カッ飛んで来るであろう私の為に、

” 無茶はいけませんよ?” と、警告に来てくれたのでした。両の道には寄せ上げられた残雪が盛り上げられ、やはり、

所々は凍結しています。何が悲しゅうて、こんな所で飛ばしましょうや!

 無事な GM さんに舌打ちし、展望台で一休み。

遠くに富士山。

 

 

 

 

 

 

 

 

 出発がゆっくりだったせいもあり、” 明るい内に帰ろうね?” と、意見は一致。

御殿場を抜け、中央道を目指します。途中、談合坂のサ−ビスエリアまでは、ノン・ストップ。

 水を得た魚の GOOSE 、非常識に飛ばします。次いで、GM さん。

前傾がキツイ GM さん、既に ” マウスピ−ス ” が半分、口からハミ出しています。いよいよ、私の出番。

前回は離された GOOSE に、必死に食らいつきます。見ればメ−タ−は、” 二二輪 ( フフワ ) km/h ” を指しています。

間隔は広がることなく、むしろ接近して行くのでした。アッと言う間に、談合坂。

こんなことしてたらその内、死にます。もう、止めます。

 サ−ビスエリアで一休み。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ZZR 近影。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 も、ひとつ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 八王子インタ−を下りて三々五々、帰途に就きました。

 

 明けて翌日、リベンジを誓った私は、初の ” 連日ライド ” を敢行してのです。秩父方面へ・・・。

 ハイ、よせば良かったです。

二つ目のトンネルを抜けた途端、周囲の景色が一変です。路肩や山肌には、これでもかの残雪。

所々に ” ブラック・アイスバ−ン ”。撃沈、惨敗です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 何とか辿り着いた ” 道の駅 果樹公園あしがくぼ ” は、この有様・・・。

何処で休めと言うのでしょう・・・。這々の体で、帰途に就く私なのでありました。

 寒さは、炎天下に比べれば全然、ラクです。最近は良いインナ−もありますから、革と併せればオッケ−なのです。

禊ぎも済んだし、春に向けてガンガンっ、乗りますよ〜。お次は、泊まり込みのロングなども画策中。

ケ−スを括り付けるのは嫌いなので、デイ・バッグでも買わないといけませんな・・・。( = _= )

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,489,847 (交通費及び燃料代は除く)


〈その41〉 オ・ト・ナ( はぁと ) ( '05. 3.13 )

 ” 銀の巨塔 ”

 去る 2 月 27 日、” BMW BIKES ” と云う雑誌主催の ” ヒミツ・ミ−ティング ” に参加して来ました。

誌面で小さく発表し、目聡く発見した有志が集う親睦会です。毎年、第1回目は、国内に於ける BMW の総本山、

千葉新都心 ( 湾岸習志野 IC 近く ) の BMW JAPAN 本社の駐車場で行われます。

 13:00 〜 開始の予定でしたが、早い人は 11:00 頃から集まっていたとか。

私も馳せ参じましたよ、中央道 → 首都高 → 東関道の必殺コ−スです。いつも思うのですが首都高、あんなトコ、

” 生きるか死ぬか ” って時以外、走りたくありまっせん! ” 急カ−ブ先での渋滞 ”、” 右や左から挟み打ちの様な合流 ”、

殺されます・・・・。クルマでだって憂鬱なのに、バイクで走らにゃと思うにつけ、自閉症にでもなりそうです。

 4 月 1日から高速道路でのタンデムが解禁になりますが、首都高のみ一部区間は禁止措置が据え置きです。

法の下の平等だとか自己責任に託せないのか等の議論がありますが私は、仕方がないのかなと思いますですよ。

走ってみれば分かりますけど、すんごいバンクの付いたコ−ナ−での渋滞なんて、足を付いて意識して体を垂直に

保たなければならないんです。ま、当たり前の事なんですが、エスケ−プゾ−ンの無い閉塞感タップリのあの場所で

そんな状態で居ると、大事な人間を後ろに乗せたまま、ここを走りたいとはど〜しても思えないっす。

 それに比べ、東関道の広いこと。

4 車線くらいありますからね、どこ走ったらいいか分からないです。海沿いの吹きっさらしの中を行きますから、ツアラ−

とはいえ、受ける風圧は相当なもんです。アンダ−をバッチリ着込んだ上にトレ−ナ−と完全防備で臨みましたが、

さすがに寒かったですよ。トラックを追い越した瞬間に風に煽られると、1 車線くらい流されますしね。大人しく、左から

2 番目くらいを徘徊してました。

 後の発表で、集まった人達は百数十人。

皆さんヒマ、否 ・・・ 有志なんですね? 遠い所では、関西方面の方もいらしたそうです。

 圧倒的に大多数のフラット・ツインに混じり、4 気筒勢もチラホラ。私と同一車種で、同じカラ−の方も居ましたよ。

それでも多いのは、旧モデル。少数派の中の少数派、満喫です。

 予想以上の集まりの良さに、開始時間を繰り上げてミ−ティング開始です。

まずは、 ” ライディング・プレジャ− ” の表彰。平たく言うと、年間を通してディ−ラ−巡りなどのラ−リ−に参加し、

走行距離を稼いだ方の表彰です。” 万キロ ” 単位はザラ、ですよ。

 続いて、恒例のジャンケン大会の始まりです。

編集部や協賛スポンサ−が商品を出し、飢えた獣たちがそれをカッ攫うと。JAPAN でのミ−ティングでもあり、BMW グッズも

チラホラ。

 私はいきなり第 1 回戦を勝ち進み、10 個ほどあった

” 歯磨きセット ” を GET ! カワイイでしょ?・・・・・・・

しかし、これでこの日の運を全て使い果たし、大物は

目の前で、右から左へと飛んで行くのでした・・・・。

この日の目玉は、” エア・バッグ付きジャケット ”。

推定 3 万円くらいか。

 

 

 

 

 白熱した一時は過ぎ、記念の写真撮影を以てミ−ティングは終了です。

準備が整うまでの間、駐車場で各々ダベリです。カスタムに凝ってる方の周りは、やはり人集りが出来てましたね。

後は、同好の士、というか。自分が気になるパ−ツを付けている人なんかのマシンは皆、舐める様に見回しています。

 こんな私のマシンも、シ−トとフェンダ−を見ながら侃々諤々とやっている先輩方がいます。そう、殆どが多分、私より

先輩です。なので・・・

[ ちぃ〜っす! ど〜も〜 ]

などという軽口は叩けず、暫くは背後の土手で他人のフリしてました。ですがその内、オ−ナ−を探してキョロキョロ

し出したので、満を持して・・・土手を滑り落ちました。

先:『 だ、大丈夫ですか!・・・オ−ナ−の方で?』

C:『 どぉ〜も〜 』 ( 言ってるやんか・・・ )

先:『 シ−トは、コルビンですか?』

C:『 いえ、サ−ジェントです 』

先:『 カ−ボン・フェンダ−は、専用品ですか?』

C:『 へぇ、動研さんで買いましたんえ 』

その後、調子に乗ってシ−トを外したもんだから、そのクセのある構造の為、今度は装着するのに四苦八苦。

先:『 ハハ、嫌らしいんですよね、コレ。どら、私がやってみましょう・・・』

C:『 オト〜さん、いや・・・センパぁ〜イ、付いて行きますぅぅ 』

 全員並んでの記念撮影の後、三々五々に帰途に就きます。

” 3 時を過ぎたら首都高はヤバイ ” と、GOOSE に聞いてましたので、その前にお暇するとしましょう。

ご丁寧にも、駐車場出口でカメラマンの方が、各人を激写してくれてます。明確な ” 通路 ” など無いので、出口までは

マシン間の空いている所をすり抜けます。” クランク ” なんすよ、クランク! 私なんか軽く会釈した後は、次の直角目指して

” 鬼の形相 ” ですわ。後に掲載されている写真を見ると、皆さん落ち着いた ” カメラ目線 ” 。マシンの横や、お約束の

” 跨りポ−ズ ” でキメてます。私だけっすよ、” 目がアサッテの方向いて ” 真剣なのは!

そう、何を隠そう掲載されましたん! 別の方の背景に、マシンだけ小さくと、この真剣な眼差しの私と 2 枚。

笑いたい人は、” BMW BIKES/Vol.28 [ 3 月 15 日発売 ] ” の P85 と P151 に私、居ます。

 

 旧友の ” 殿下 ” が、久しぶりにマシンを買ったと言うので、

リハビリを兼ねて秩父行を計画。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 自慢のマシンは、KAWASAKI の ” D-TRACKER ”。

あ、書いてありますね。250 CC は 4 サイクルの単気筒、

オフロ−ダ−です。

 キャリアも腕も、私なんかよりず〜っとありますけど、

自身の線の細さを謙遜しての選択らしいです。

その内、地獄に引きずり込んでやりましょう!

 

 

 

 

 そんなこんなで、マッタリとした ” オトナ・ツ−リング ” の始まりです。

かなり早いですけど、行楽シ−ズン到来を予感させる人出と気候で、大人しく車列に混じり流します。

 

 前回は雪で玉砕した ” 道の駅 果樹公園あしがくぼ ”。

殿下、マッタリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 で、私もマッタリ・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ま、何を話すでもなく、” 体の悩み ”、” 異性の悩み ”、” 老後の悩み ” なんかを語り合ってた訳ですよ。

と、殿下が・・・

デ:『 この辺に住んでる仲間が居んだよな・・・呼んでみっか 』

C:『 そ、” 旅は道連れ ” 、呼ぼうじゃないのっ! そんでもって、待とうじゃあぁぁないのぉっ!!』

殿下、携帯を取り出すも、アンテナ全滅で撃沈。私の au 、” アンテナ 3 本立ち!” です!

” 三十にして立 ” ってからはや、十余年。気合いですね、ヤル気なんですね。

C:『 [ プルルル・・・プルルル・・・ガチャッ!ハイもしもし、団長ですぅ ] あ、少々お待ち下さい? ホイ 』

(↑HN 適当なんでぇ、リクエストあったら寄せて下さい )

デ:『 もしもし、ヒマ?仕事?・・・うん・・・うん、あ、そ〜なの? で、1 時間くらいしたら空くんだ。うん、待ってるよ、じゃね〜 』

C:『 どう?来るって? 』

デ:『 うん、寄合いに駆り出されて、手伝ってるんだと 』

C:『 ほうっ 』

デ:『 1 時間ほどしたら体、空くんで、来ると 』

C:『 待とうじゃあぁぁないのぉっ!』

デ:『 平気?』

C:『 あ、うん、” 大人 ” だかんね!』

これから 1 時間半、マッタリとした時が流れ、天気が晴れから曇り、そして強風へと変わりました。

 

 まだかまだかと、二人して ” ベンチでスクワット ” を

繰り返す中、団長、到着!

愛車は ” CB 1300 SUPER FOUR ” 。

マフラ−、替えてます。コスチュ−ム、ヤル気です。

 

 

 

 

 

 

 自己紹介もソコソコに、殿下と二人で盛り上がっていた疑問を、地元の団長にぶつけてみました。

デ:『 アソコのさ、皆が上ってく道あんじゃん? アレ、どこに通じてるの?』

この写真では見え辛いですが、団長のメットの向こうに山を上る道があり、結構な台数が上がって行ってます。

団:『 ああ、色々通じてるよ。でも、” バイクで攻める ” って感じじゃないけどな・・・ねぇねぇ、なんか食べよ 』

団長の一言で、メシ抜きだったのを思い出した殿下と私。食堂へと直行です。

 

 COJI 車はここでも、オジさん達に人気。

” 水平対向じゃない ” とか ” プロペラどこにあんだ?” と、

取り巻きダベるのはオジさんばかり・・・。

赤い ” 村モ・ステッカ−” が、虚しく光ります・・・。

 

 

 

 

 

 腹ごしらえも済んでいざ、出発!

あしがくぼを出て、いつもコ−スへと向かうものだとばかり思ってました、私。ところが、緊急認定の ” ツ−・マス ” 団長は

信号を右に曲がり、あの道へと赴くのでした。

 上り、キツイっす! 殆ど、セカンドです。

ちょっとましな、” 林道 ” やんけっ! 右や左のヘアピンを、青息吐息でマッタリです。砂アリ、砂利アリ、石ころアリ・・・。

メロウな思い出が、頭を過ぎります。

 裏を駆使して団長は進みます。途中、ある街道に出たところ、お巡りさんが道を塞ぎ、” 回り道 ” のサイン。

その先々でも ” 順路 ” が決まっており、今度は自治会の方々が走行を誘導します。やはり・・・良く分からないですけど、

お祭りやってました。その為の交通規制だったんですね。( ; _ ; )

半クラ地獄、堪能です。

 再び街道へ出て、順調に流しておりました。

と、団長、脇道へ・・・。途中、” 降雪時は通行止めになります ” の看板の前で逡巡するも、勢い任せで続投です。

大人ですから! しかし、段々道は細くなり、急な左ヘアピンをこう、ググッと曲がるか曲がらないかというところで、

殿下が止まります。しんがりの私も、不安定な姿勢でなんとか停止。殿下、メットのシ−ルドを開け・・・

デ:『 ダメだぁ〜ダメ、行き止まり!』

半車身覗き込んだ私が見たものは・・・根雪に塞がれた道でした。( T _ T )

 

 以降、大人しく渋滞の街道を走り、ショッピングセンタ−の駐車場で一休み。

 佇む団長車。団長この時、肉饅買いに走ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そして、正面から COJI 車。

” 一つ目小僧 ” と、人は呼ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すっかり冬に逆戻りした夕暮れ、焚き火気分で

佇む私。ネイキッドの団長は、” 寒い寒い ” を連発。

着膨れて ” エスキモ− ” 状態の殿下は、ヘッチャラ顔。

 

 

 

 

 

 

 

 そんなこんなで、初春のアダルト・ミ−ティングは無事、終了。

途中、渋滞のタラタラ走行の中、対向車線の ” 茶髪ビッグ・スク−タ− ” の挨拶に、拳を突き上げ応える私。

バックミラ−で私の姿だけ見た前の二人、怪訝な表情で振り向きます。だってぇ、スク−タ−で後ろに乗ってた若者が、

両手を振りながら ” Yoo Yoo ”ってやってんですもん。サム・アップで返すのが大人の礼儀、でしょ? 歳も近いし・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

 

 殿下・団長チ−ムの去年の様子?

楽しいお仲間と共に。

次回は、もチョット長いツ−リングのお約束をし、

三々五々、帰途に就く我々なのでありました。

 

 

 

 

 

 

 寒さは平気ですが、道が心配でした。

気候の方も、も〜大丈夫でしょう! なので、週末は ” 朝練 ” やります。二年目ですし、気合い入ります。

そんな私を何処かで見掛けても、決して煽らないで下さいね? ヤ・ク・ソ・ク!

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,489,847 (交通費及び燃料代は除く)


〈その42〉 バイク三昧! ( '05. 3.19/4. 1 )

 

 いやぁぁ・・・

暖かくなって参りましたねぇ・・・

 と、言うわけで、殿下登場です。

行くあての無い中年二人。相談の結果、殿下の思い出の

ル−ト、え〜〜・・・湖です。場所、忘れました。

バイク・ライフの岐路に立ち、暫し感慨に耽る殿下。

真相は後述。

 

 

 

 若干の風はあるものの、町中での停車中は汗ばむ陽気。

完全、冬支度の私は後悔しきり。ただ、山間に入るに従い、冷たい風が吹き始めます。

多少、ル−トに迷うものの、ワインディングを流している内に目的の地に到着。

 結構、穴場でしたよ。そんなに混んでもなく、ハ−ブ園なんかもありますし。

でか、この写真、撮ってる時、もんの凄い風が吹いててですね、頭、持ってかれそうだったっす!

 クルマのアベックさんが多かったですね。隅っこに居る、私等を含むバイク勢を横目に見ながら、互いの腰に手を回し、

ったく・・・この後、何しに行くんだか・・・いやいや、そんな、僻んでなんかいませんて!

てな感じで、行って帰って100キロ前後のショ−ト・ツ−、調度イイ具合の、大人です。

 

 

 行って参りました、金曜日に会社サボッて ” 第32回 東京モ− ”・・・、書いてありますね。

 午前が特別公開で、午後から一般公開です。

前回・前々回とで思い知らされた宿敵、” 小うるさいガキ ” を避ける為、この日を選びました。目論見通り、会場に居るのは

ベビ−・カ−に乗った赤ちゃんか、未就学児童の群れ。これで、マシンに跨るのに並ばないで済むでしょう!

あ、自慢のカング−に、メット、ブ−ツ持参での参加ですぅぅ!(^_^)v

 

 気合い入りすぎて、10 時半にはゲ−ト・インですわ。

やる事無いので、11 時にお弁当を買って食べました。

” 周さんのシュウマイ弁当 ” です・・・。

会社で仕事をする ” フリ ” をしている Shinku に、速報写メを送っときました。

礼は要らんぞ? Shinku!

 

 

 

更に時間を持て余し、屋上?に出て自らを写す私。

オカズにしたい方どうぞ、お持ちになって結構ですよ・・・。

 

それでもど〜しようもなくて、二階に上がり、フェンスに隠された催しを盗撮!

洩れ聞こえる感じからすると、” 8耐の決起集会 ”?かと・・・

終わって人、バラけてますがな・・・。

 

一般開場は、午後 1 時。

30 分ほど前から、チケットの販売が始まります。前売りなんて姑息な手段は使いません!

並びましたよ、律儀に。でも結構、人が多いんですわ。で、チケット売り場に並んでいる間、

ゲ−ト前では長蛇の九十九折りっす。チョット後悔しました、ハイ。

ベッカムばりのステップで民衆を掻き分け、向かうはお目当ての ” K1200S ”。

『 あぁぁホントに、フロント・フォ−ク無ぇや・・・ 』

こんな台詞がアチコチで。今日は試乗車も用意されているハズ!

その前に、駆け足で探索しましょう。でもこの判断は、大甘だったのですぅぅ!

 

この春、日本上陸予定の ” KTM 990 SUPERDUKE

オフ系で鳴らした KTM が、満を持して放つストリ−ト・番長!

恰好とガン付けでは、最強でしょう!!

でもでも、シ−ト高が 840mm の短小仕様。

ハナっからの想定外です。人間の乗り物じゃぁありまっしぇん。

足、攣りましたわ、いやマジで。

 

MOTO GUZZI が提唱する ” 21 世紀のカフェレ−サ− ”、CRISO の市販バ−ジョンがお目見え。

9 月発売の予定とか。

 

これも GUZZI は、レ−ス専用の限定モデル。

MGS-01CORSA

市販モデルは、この秋に発売予定。あくまでも、” 予定 ” ですから!

 

BMW の次に見たかった TRIUMPH の ” Sprint ST ” が、フル・モデルチェンジ。

旧型は可もなく不可もないモデル ( 私には、ね ) でしたが、エッジの効いた渋いデザインで、かなり恰好イイです。

実はじつは・・・後述!

 

トラのブ−スを立ち去り掛けた時、全っ然ノ−マ−クだった ” Speed Triple ” が余りにも恰好イイのでパチリ!

黒に、金文字の ” TRIUMPH ”。トムも喜んでいることでしょう!

 

特に見るべき物が無かった、Duca のブ−ス。

Moto GP を戦う デスモセディチ だけはと思い、パチリ!

お姉さん方、ダルっダルです。パンツ直したりとかしてます・・・。

他のにも外人のお姉さんとか一杯、居ましたけど、呼びかけにもシカトするのは私、この日だけです。

ハイ、次っ!

 

オリジナルフレ−ム ( ゼロ製 ) にハ−レ−のエンジンを積むこのコンプリ−トは、

PLOT の ROAD HOPPER TYPE5 ( EVO )

1377cc ・・・。

メッチャ、カッコえぇぇぇぇ!

ある意味、ハ−レ−乗り達が求める究極の形が、コンプリ−トで買えるとは・・・

『 ちゃんと走って・・・止まりますよね?』 っちゅう素朴な疑問はありますけど、

気合い次第でど〜にでもなるでしょう。これに乗って溜まり場へ行けば、人集りが出来ること請け合い。

 

上の EVO がより大きくなり、” ショベル・ヘッド ” を積むのがこの

” ROAD HOPPER TYPE5 ( SHOVEL ) ”

実際、見た目は、” 拍子抜けするくらい小さい ” です。

ともすれば巷に氾濫する ” エセ・アメリカン? ” と思いがちですが、なぁ〜に、モノが違います。

神々しいまでのオ−ラを発していた、とお伝えしましょ。

 

続いてニュ−・カマ−、SUZUKI ” GSX-R1000

車重 166 Kg 、178ps 。戦闘力は、現在のリッタ−・ス−パ−スポ−ツの中では、ピカイチとの噂です。

チタンマフラ−がカッチョええんですわ。敢えてセンタ−に置かなかったところに、SUZUKI の良心を感じます。

 

そして、コレ!

ストリ−トの ” 赤男爵 ” こと、レッドバロンがプロデュ−スするコンプリ−ト・シリ−ズ

AN Cruiser

SUZUKI のスカイウェイブ 250 がベ−ス。いや、恰好ヨカッタですよ。

スク−タ−・キラ−と言われる私ですが、これだったら、買ってくれるっつうなら、乗ってもいいかな?

ハハハ・・・殺されますね。

 

 で、余裕かまして試乗会場へ来てみれば、前述の通り人の海。

毎回、思いますが、長蛇の列なのに、受付のお姉ちゃんは一人 ( 窓口ひとつ )。そらぁ、捌けませんよ。並んでいる間に

必要書類に記入させるというのは、まあ、気が利いてましたけど、1 時間近くタップリと並びました。で、受付が済んだら、

隣の ” 保険加入 ” の列に並べ、ですと・・・。

 でもコレ、あくまでも ” 試乗の受付 ” だけ。実際に試乗出来るのは、夕方近くの 3 時半から・・・。試乗開始は開場と

同じ 1 時からとありましたから、相当、後口だったんですね?私。実際に乗る順番待ちの時、私の前のオジさんが係員に

文句言ってましたけど、尤もですよ。その時の係員の言い訳が、こうです・・・

[ チケットの半券があれば、試乗申し込みの権利がある。ご存じの通りビッグサイトは、完全隔離された施設ではない。

受付開始と同時に、駐車場などから徒歩でここに並ぶ事も可能。そういう方が、大勢居たのかも知れません。

ゴメンナサイ <(_ _)> ]

そうと知ってりゃ、最初から並びましたがな・・・。

 乗ったのは、この色!

ホントはグレ−・メタリックのに乗りたかったんですが、

それは違う人が・・・。ま、大人ですから。

 色々、書評にある通り、ポジションは日本人にも違和感

ありません。シ−ト高は私のより 2 cm 高いんですけど、

横幅がスマ−トなので、足付きはバッチリです。

40 kg 軽いし。

 ハンドル垂れてますけど、チョット猫背になるくらい。

相当、日本のユ−ザ−を意識してますね。

 乗る前は盛んに 『 ホントにフロント・フォ−ク無ぇや・・・ 』 などと覗き込んでましたが、走り出した途端、すっかり忘れちまい

ましたがな。操作系の感じは、慣れたあのフィ−リング。違ったのは軽やかな加速の凄さと、” ブロロロロ・・ ” の後に被る

” フォォォォ〜〜ンン ” という排気音。軽いっつうのもありますけど、速さは 3 割増しくらいに感じましたね。

 これまた書評にある通り、フロントは若干ダイブします。フロント・フォ−クのマシンからの乗り替え組をビビらせない為、

だそうです。軽いし速い、微妙です・・・。査定しちゃおっかなぁ・・・。で見積もり、取っちゃおっかなぁぁぁぁ。

ハイ、風雲急を告げそうです!

 件んの ” 殿下 ”、大人らしく・・・

『 俺は、中型 ( 現在は普通という ) のままでいいかな・・・ 』

と、のたもうていたのも束の間、周りが大きいのばかりですからね?

『 ま、免許は邪魔にならないから、取っとこうと思ってさ・・・ 』

勤め先のスグ近くに教習所があり又、私を含めた悪魔のプッシュ効果のせいもあり、地獄への第一歩を踏み出したのです。

 で、そんな殿下のイチオシが・・・

 ← これ!

PHOTO はちょっとタイプは違いますけど、ま、こんな感じ。

 臨時収入もあり、イク気満々です。

満々過ぎて、買い物行ったついでにバイク屋へ行っちゃい

ました!

 さすが、輸入車販売国内トップのハ−レ−、CI といい

ヤル気といい、私等のオチャラケ・ト−クと相まって、

あれよあれよという間に ” 商談成立!”、とはいきません。

大人、ですから!

 

 その後、殿下の家にとって返し、悪魔のト−クで、乗り気ではない奥方を説得。

奥:『 coji さん、アンタ悪魔だわ。それにつられてこの・・・ 』

C・殿:『 イ−ジ−、イ−ジ−、” バイク・ライフ ” 万歳っ!! 』

と、家計を圧迫しない範疇で、オ−ケ−が出そうです。

 9 日( 土 ) には、福田モ−タ−スに行っちまいました。

実は、催眠誘導で聞き出した結果、殿下にはもう一台のタ−ゲットがある事が判明したのです!

それが上にある TRIUMPH の、” Sprint ST ”。いち早く入手の報をキャッチした私は・・・

C:『 あのさ、首都高へサクラ見に行こうよ!』

と騙し、殿下の赤い糸を引っ張り、赴いたのです!

 ショ−ル−ムにあった K1200S に暫し我を忘れた私ですが、そこは大人、任務遂行です!

見回しても無いので営業氏に訊くと・・・

営:『 裏の整備ラボの方にありますから、良かったらお見せしますよ?』

行くでしょ!

 奥まった所から押し出されるシルバ−の ST。

シ−トに被っているビニ−ルを直し、営業氏は差し出します。

C:『 オ−ナ−は決まってるんですか?』

営:『 多分、押して下さるでしょう!』

C:『 跨ったりしちゃあ、マズいですよね?』

営:『 いえいえ、どうぞっ!』

無言で、殿下の背を叩く私・・・。はにかみながら跨る殿下・・・その顔は・・・

♪恵ぇ比寿ぅぅ〜〜顔ぉぉ♪

 

 16日(土) は私、整備中の愛車を引き取りにディ−ラ−へ参ります。

事前にメ−ルで確認すると・・・

[ 尚、K1200S の試乗準備が完了しましたので、試乗出来ますので、ガンっガン乗って頂いて結構ですので、

その場でハンコ、頂ければ幸いです!]

・・・。

一体、どぉ〜なってしまうのかぁぁっ!!

驚愕の続きは、次回のご報告をお待ち下さいっ!!!

 

自称 ” ハイ・ウェイのダンディ ”

では、又のご報告を。

See you (^_^)/~

ここまでの出費合計¥1,489,847 (頭金以外のマシンのロ−ン・交通費及び燃料代は除く)


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